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2013年 ゴルフ三昧のバンコクへの旅

20131月の訪タイ

2013126日の夕方、新幹線に乗って品川まで行って羽田空港に着きました。

寒い日でした。雪で新幹線が遅れるのではないかと心配したが、定刻どおりに品川に到着し、何の問題もなく、バンコクのスワンナブーム国際空港に到着したのは翌日の27日の早朝、520分でした。

到着後、電話でチャーターした車に乗って、近くのプレジデントカントリークラブで、訪タイ第一ラウンドを仲間7名と共に実施しました。

訪タイするたびに訪れているこのプレジデントは、かなりの部分を記憶しています。その為に、スタートから順調にスコアをまとめていけました。暑くも無く、もちろん寒くもなく、快適な環境の中でのラウンドは、あの寒い日本からは夢のようなゴルフであります。幸い、曇り空で、汗もかかずに、気持ちよい風を頬に受けながら気持ちよいゴルフを展開できました。パーとボギーを繰り返しながらダブルボギーは出ませんでした。そして迎えたハーフの最終ホールなんと得意のバンカーで3回も費やしてしまいました。なぜかうまく砂を捕らえられずにパー4のところをなんと8になって、ハーフ44で折り返しました。このホールのことが頭に残り、後半のラウンドは、おそらく記憶に無いくらいの53も叩き、がっくりのラウンドになってしまいました。

今回の7名の仲間はいつも日本でゴルフをしている仲間たちです。お互い、仲間内のハンディキャップを持っているのですが、バンコクでのラウンドはシングルペリアでやろうと言うことで、18ホールの中から6ホールを選択し、そのオーバーパーを3倍して、その数字に0.8を乗じてハンディキャップとします。そのくじ引きでなんと上記したホールとさらに大たたきをしたホールの全てが選ばれたために、なんと私のハンディキャップは36に認定されネット62になりダントツの優勝でした。賞金を頂き、上機嫌の初日になりました。

ここで皆様にご紹介したいのはラウンド後の昼食のことであります。いつもはゴルフ場のレストランで食べますが、1ヶ月前に家内と来た時に立ち寄った田舎のレストランが忘れられず、ここに立ち寄りました。プレジデントカントリークラブからバンコクに向かう道路沿いにあります。ゴルフ場から車で10分くらいの左側にあります。ここはビールが安い。そしてタイ料理が安くておいしい。有名なソンブーンよりもおいしくて安いです。

                         
この写真が、この田舎のレストランです。後ろは稲を刈り取り、その後、その稲の茎を焼いた上体です。ずっと向こうには青々とした稲が見えます。さらに向こうには実は種まきしたばかりの田んぼもありました。このようにタイの米作は種まきを機械で実施したあとは、何もしません。稲が育つと、青サギとか野鳥が飛んできて、寄生虫とか虫類を食べてくれます。決して肥料は使っていません。刈り取りの時は機械でえ稲穂のみ取り去ります。その後、稲の茎を機械で切り取って、焼きますので、肥料は入りません。もちろん大規模です。このような人手を殆ど掛けないで、育てている米は日本の農民は知っているのでしょうか?とても日本の農業が勝てるようには思われませんでした。それほど、省エネの農業なのです。

同じものでも、ソンブーンならば500バーツ位するのに、ここでは200バーツくらいでした。名前はわかりません。

翌日は、Watermill G&Gであります。その昔、池にボールを落とした記憶がある難コースであります。この日はティーショットが絶好調でした、おかげさま、グリーンを捉える確率が上がって、前半は43、後半は45の88でまとめられたのですが、例の隠しホールの選択はなんとバーディーを取ったホールとかパーで上がったホールが選ばれて、なんとハンディキャップは9.6になってしまって、4位に甘んじました。

しかし、おいしいタイ料理を味わって、たのしいラウンドになりました。

1月29日はバンサイ カントリーです。アユタヤに近いこのコースは昨年の2月にはイーグルを取った思い出のゴルフ場であります。

ラウンドの途中で、右ひじが体から開いていることに気がついた。それを修正したら飛距離も少し伸びて、方向性が良くなった。おかげで4個のショートホールで、全てワンオンして、そのうち2個がニアピンとなった。成績は43,44の87でベスグロでしたが、例の隠しホールに恵まれず、ハンディキャップは9.6でしたので優勝はならなかった。でも相性のよいコールでした。

ここはアユタヤにあと30分も車で走ればついてしまう、コースです。

                           
今回訪タイした7名です。いつも仲良く日本でラウンドしている仲間であります。11日間で10ラウンドしましたが、元気一杯でした。最も若い者は62歳、最も年配者は73歳で、平均67歳ですが、まだ元気であります。

次は作られて間がないSuwan Golf & C.Cであります。

1月30日

Suwan Golf & C.Cはバンコクから西へ約100kmのところにあります。

今から7年前に開場されました。とても手入れのよいグリーンです。昨年もタイ オープンが開催された名門コースになりました。グリーンの傾斜がきつく、カップの切ってある場所によってはかなり難度の高いパッティングが要求されます。私はこの日は調子が悪く、ショットも曲がりました。またアイアンの距離感が合わない為、ボールを4個も無くしました。結果は48,49と合計97と大きく崩れました。

この場の抽選で決めるハンディキャップも大きくは頂けず、最終的な順位は3位でした。仲間の成績も伸びませんでした。コースが難しかったかもしれませんが残念です。

昨日はとてもしっくりいったグリップがこの日はわずかにストロンググリップになり、左に何度か曲がってしまったことが、成績の悪い原因です。ゴルフは一晩寝ると変わりますね。

1月31日はRoyal Lakeside G.Cであります。バンナーの高速道路を南下して約1時間でゴルフ場に到着いたしました。この日はキャデイとの意見が全く合わず、苦労しました。出だしからティーショットもセカンドも快調でした。しかしパットの読みが私とキャデイでは異なりました。たまにここに来る私の意見よりもキャデイの考えを尊重しましたが、結果的にこれが災いになりました。私が左にフックするラインと読んだのに、彼女は大きなスライスであると主張します。とにかく彼女の言うとおりに打つとボールはピンから大きく離れて、フックし、10メートルくらい離れてしまいました。そんなホールが4つほど続き、さらに私がパットをする時に無駄話をするし、散々でした。途中から私だけの判断でパットしましたが、どうしてもバーディーは取れませんでした。パーはいくつかとれましたが、パットの不出来が影響し44,43の87でした。いつもくらいのパット数ならば41,40の81くらいで回れたはずでした。キャデイとの相性の悪さはラウンド中に随所に現れて、気分が悪い一日でした。

このゴルフ場はバンパコン川の河口近くにあり、グリーンの直ぐ隣に大きな船が見えました。珍しい景色はよかったのですが、とにかくスライスするラインをフックと言ったり、曲がる長さを間違えたり、残りの距離もいい加減でしたし、ラウンド中、携帯電話のメールに夢中でした。これからはラウンド途中でもこんなキャッデイは首にしようと思います。本来はチップ(300バーツ)は支払いたくないのですが・・・・支払いました。

                               
このグリーンの左奥に大きな船が存在しています。私も何度もこのコースでラウンドしていますが、このような大きな船が、こんなに近くに停泊していたのは初めてでした。 珍しいので、写真を撮っておきました。

2月1日はThe Pine Golf & Lodgeであります。

ここは、グリーンフィがお安いので魅力です。このゴルフ場は初めてでした。バンコクから1時間くらいでした。先週来たPresident Country Clubの近くで、ここから北に10分くらい車で上ったところにあります。コースは良いのですが、フェアウエーの幅が狭いので、水に入り易いのが難点です。スコアは相変わらずでえ45,46と低迷しました。原因は短いパットを5回外したことです。ここのグリーンは練習グリーンとは異なっていました。高麗グリーンに近く、目によって微妙にまがりました。もう少し回数を増やすと良い成績になるでしょう。強めのパットがお奨めです。今日のキャデイは合格でしたが、友人のWさんについたキャデイは、昨日の私のキャデイと同じで携帯電話でメールはするし、クラブは1本しか持ってこないので、困りました。

明日からはキャデイの襟好みをして自分から決めたいと思いました。

2月2日はNorthern Rangsist G.Cであります。

まさにバンコクのゴルフ場らしいゴルフ場で、グリーンの右も左も奥も水(池)というホールがたくさんあります。確実に乗せる自信のある距離のみグリーンを狙って、少し眺めの距離はレイアップすれば、よいスコアになります。しかし持ち前の強気が災いし、残りが180ヤード以内になるとグリーンを狙いました。従ってスコアは昨日と同じ91でした。最終の18番は池の中にグリーンが設置されていますので、転がして乗せる事はできないホールです。私はここを残り100ヤード丁度でナイスオンしバーディーでした。ここだけはうまくいきました。

2月3日は日曜日です。本来は今日も、ゴルフの予定でしたが、休日としました。昔は19ラウンド連続という離れ業もいたしましたが、もうすぐ70歳です。無理しないで、休日にしました。それでもどこかへ行って悔いの無い旅にしようと思い、KING POWOR COMPEXへ行って見ました。

朝はゆっくりと起きて朝食を軽く食べながら部屋に戻って、さらに寝ました。午前10時半に起きて、BTSでパヤ タイまで行きました。KING POWOR COMPEXは直ぐに分かりました。駅から歩いて10分くらいでした。この施設はスポーツクラブとホテルの別棟がありましたが、主棟はDUTY FREE SSHOPでした。有名なブランドの殆ど全てが入っているモールでした。私はあまり興味がありませんが、友人たちが何かお土産を買いたいと望むのなら、ここに連れて来るとよいと思いました。

私の定宿のスクンビットは日本で言えば、神谷町とか赤坂とかのように外人の多い地域です。従ってバンコクと言えども、少し異なる世界です。物価は高いしおしゃれ過ぎますし、TAXIはかなりぼります。

ところがここパヤタイからビクトリーモニュメントまでは、まさにバンコクそのものでした。まずは屋台の多いことはびっくり致します。なんでも食べたいものが揃っています。

人ごみもかなり多くて、歩くのも大変でした。またこのビクトリーモニュメントからタイ国内に行くことができる小型のバスの発信地でした。観光客はここを使いませんが現地人の足であることは間違いありません。次の機会には利用してみようかなと思います。

昼食もこの駅の近くにある運河沿いの数軒のお店が、全て一皿10バーツのラーメン(実際はタイソーメン)を売っています。私は3皿、別々のものを頼みました。これで十分満腹です。この店の駅側の端にセブンイレブンがありますので、ここでビールを2本買い込んで、お店に入ってその味を味わいました。(店ではビールを売っていないので持ち込みます)店内は若い学生が殆どでした。観光客は皆無のお店ですがバンコクを味わうのは最高です。いつも200から300バーツの予算の昼食がここならば30バーツ(90円)でしたね。やはり外国人が全くいないタイ人の生活を味わうのが、良い旅の思い出になると思いました。帰りに駅までの道すがら、屋台で御寿司(1巻5バーツ)を10巻(50バーツで150円)買い、さらにスイーツを2種類、飲茶を一皿買い込んで夕食用としました。

この夕食用が合計120バーツでした。

結構野菜もありますし、栄養バランスを考えれば、屋台料理でも安価で生活できる事が分かりました。

           
この左の写真の店郡が上記の屋台です。右の写真が1杯10バーツ(約30円)の麺類です。前が運河の跡ですので、少しくさいですが、安さには勝てません。学生とか若者で満員の盛況です。

2月4日はBangpakon Riverside Countory Club、5日はLutus Valley Golf Resortでした。いずれもスコアは良くありません。特にバンカーへ入れて、そこから崩れるパターンが目立ちました。バンカーショットは苦手ではないのですが、バンカーで2回も叩くと、もうボギー以上になりました。天気は最高なのに成績が悪いと、がっくりですね。どうもスイングのリズムが早くなっているような気がします。

Lutus Valley Golf Resortのグリーンはきれいでしたが、まるで高麗芝のように目がきつかったですね。短いパットはことごとく嫌われて、オリンピックは大きく負けました。少し遠いですが、キャデイの質も良かったし、フェアウエーとグリーンの手入れが完璧でした。ここは次回も来たいとおもいました。

2月6日は最後のラウンドになります。Tanont Golf View& Sportにて10ラウンド目を実施して帰国します。

結果として45,45の90でしたが、仲間も疲れが出たと見えて、私が優勝させていただきました。10戦して2勝の成績で、寒い寒い羽田空港の入国審査を受けて、2月7日の早朝帰国いたしました。面白かった、楽しかったタイのゴルフ三昧の旅でした。


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