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バッハハウス


2002年11月24日にバッハハウスに行ってみました。
バッハハウス
静岡駅から15Km。20002/11/24撮影)


JR静岡駅から車で40分の所に油山温泉がある。距離にして15Kmくらいであろうか?
ちなみにバスでは1時間くらいかかるが、静岡鉄道(最近、ジャストラインとい名前に変更した)安倍線で油山温泉入り口にて下車して15分ほど歩いていただくと到着する。
静岡の奥座敷として、静かなたたずまいを形成している。
緑に囲まれて、その環境は申し分なく、清らかな小川には、夏(6月の中旬)にはホタルが乱舞する。
そのような、豊かな自然の中に友人の御主人が“バッハハウス”を建立されて、もうかなりの年月が経った。
ここには、バッハにちなんだイベントが時々開催されます。
東京の学生さんの発表会とか地元の音楽家の演奏会などが、あるのですが、時には有名な音楽家の演奏会もあるみたいです。
たまにはここで結婚式をされる若者もいます。

周囲は緑の森林で覆われて、都会(東京とか大阪、名古屋方面から)来られた人はこのい環境に感激されるみたいです。もちろん、演奏がすばらしいので、そちらを感激するのでしょうが・・・・。
中に入ると、向かって左にステージがあり、大きなチェンバロがあります。このオーナの方が大のバッハファンで、この建物に相当の資産をつぎ込まれたものと思います。
このチェンバロも立派ですが、控え室の中にさりげなく置いてある、かわいい小さなチェンバロも、日本にはなかなか無いのだそうです。まるでおもちゃみたいなので、見過ごしてしまうかもしれませんが、本物だそうです。
(私は音楽音痴ですし、門外漢ですが、御主人が芸術大学の教授と話をされていた時に、たまたまその場に居まして、小耳にはさんだので知っています。・・伝聞ですので、あしからず)
このステージの二階にはこじんまりとしたパイプオルガンが設置されていまして、その風格をかもし出しています。
目いっぱいにお客様が座られても80人くらいかな・・そのような、ささやかな、温かみだある演奏会が催されますが、それでも演奏者は相当緊張されるそうです。
周りは木々のこずえです。大きな音を邪魔するものは何もありません。演奏者は、思い切って日頃の腕を発揮していることでしょう。
先程も書きましたが、お客様は遠く、東京とかからも、お見えになるみたいです。
残念ながらオーナの方が2014年2月8日に永眠なされました。従って、このハウスは閉館されるものと思われます。
控室 控室
演奏者の控室です。バッハに関連するグッズに囲まれて、出演するまでの時間をここで待ちます(2002/11/24撮影)
この控室は2階にあります。落ち着いたこの部屋で出番を待つ演奏者達はここで何を考えているのでしょう。(2002/11/24撮影)

窓の外には真っ赤に染まったかえでの葉が目に鮮やかです。
この静かな空間で、奏でる、チェンバロの音が、油山の谷間を流れて行きます。
南天の実も真っ赤に実り、野鳥がつまみの来ています。
ステージ 小さなチェンバロ
2階からみたステージです。ここでは東京の録音会社が録音することもあるのだそうです。演奏者はとても演奏しやすいのだそうです。(2002/11/24撮影)
これが小さなチェンバロです。おもちゃみたいですが、おもちゃではなく本物です。とても良い音色です。(2002/11/24撮影)
全景 看板
バッハハウスの全景。ここは夏にはホタルが乱舞いたします。
ハウスへの入り口の右側にあるネームプレートです。
全景 裏側
西側から見たバッハハウス。シンプルな設計の中に落ち着いた姿を見せています。
裏側から見たバッハハウス。このように自然にはぐくまれ、特にこの左側の小川にはホタルが住み着いています。
パイプオルガン 玄関
2階にある、パイプオルガン。見事です。ここで演奏していただくとステージ全体が中世の雰囲気に飲み込まれます。
バッハハウスの玄関です。ここからお客様に入っていただくわけです。

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