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チェンマイの思い出
2003年12月27日の東京の朝はうっすらとした雪化粧であった。
暮れに雪が降るのは珍しい。この寒い日本から数時間で快適なタイへ行けるうれしさがこみ上げてきた。
成田からのJAL708便は順調に30℃のバンコクに簡単に運んでくれた。
真冬の普段着をTシャツに着替えて、いつものように到着フロアーではなく出発フロアーからTAXIをひろい、スクンビットのホテルには順調に到着した。到着と同時に現地の友人数人に訪問の挨拶をしまくった。今回の訪問からタイでの携帯電話を活用にした。

12月28日(日)

朝7時、友人のTさんがホテルに迎えに来てくれた。チェンマイには今夜の便で移動する。移動の前にまずはいつものプレジデントゴルフクラブにて1ラウンドした。
このような友人がいることは本当に感謝している。
途中、Dさんのご自宅に立ち寄り、3名でゴルフを楽しんだ。
いつもグリーンの手入れの良い最高の状態に仕上がっているこのゴルフ場は日本人のプレイヤーが多い。
おそらくバンコク近郊では最高に贅沢な設備の一つで良いゴルフ場と思っている。
ゴルフが終わり、ゴルフ場の食堂で食べる、ソムタム、カオニョ、ガイヤーン、ヤムウンセンなどのおいしいタイ料理で腹ごしらえして、ホテルに戻った。
汗になった汚れ物を近くのランドリーに洗濯をお願いして、荷物をまとめて、国内空港へTAXIを走らせた。
1月2日にここに戻って来るまでに洗濯物をお願いしたのでした。
午後8時30分にチェンマイ空港に到着し、予約しておいたホテルに着いたのは9時であった。
今回泊まったTAWN CORT HOTEL  近くの市場
左の写真は今回泊まったTAWN CORT HOTELの吹き抜け(2003-12-28撮影)
右の写真はホテルの近くのトンラムヤイ市場。(2003-12-29撮影)



12月29日(月)

日本出発前に約束しておいた友人お二人とチェンマイのゴルフをご一緒する予定を計画しておいた。お一人はSさんともうお一人はMさんである。お二人に事前に予約をお願いしておいたので、私はついて行くだけでした。
予約時間は昼頃でしたので、朝のチェンマイ市内を散歩してみました。
ホテルはターベー門から東に伸びているターベー通りをビン川の手前を右に曲がったところにあるTOWN CORTである。ここは関連会社のタイ人に予約していただいたホテルでした。安くて快適なホテルです。(一つだけの欠点は熱い湯が出ない事でした)
このホテルの直ぐ近くにワローロット市場とトラヤムヤイ市場があります。ここまでゆっくりと市内の写真を取りながら歩いてきました。途中、観光案内所にも立ち寄り、地図を手に入れました。
まずはワローロット市場にたどりついた。朝早くがにぎやかなはずなので、私が到着した時には、一段落した後でしたので、比較的静かでありました。ゆっくりと市場を歩き始め、
出来ればおいしい春巻きの生を食べたかったが無かった。(正しくは見つける事が出来なかった)ぶらぶらとしながらトラヤムヤイ市場も見て廻った。
チェンマイのチェンマイらしさの一つかもしれないこの市場は庶民のにおいがぷんぷんするところでありました。
市場  観光案内所
左の写真はワローロット市場の風景(2003-12-29撮影)
右の写真はホテルの近くの観光案内所。(2003-12-29撮影)


観光案内所は三菱電機の大きなネオンがあるところでターベー通りのナワラット橋の近くになります。3名の職員がいました。英語で通じます。中には近郊の観光地のガイド文書が置いてあり、無料の地図ももらえます。
近くのナラワット橋からビン川を眺めるとほのぼのとした北タイの情緒が漂っています。
ナワラット橋  ナワラット橋
左の写真はターベー通りからナワラット橋を見る(2003-12-29撮影)
右の写真はナワラット橋とピン川。(2003-12-29撮影)

散歩から帰って、約束の時間に友人のホテルまでゴルフバックを持ってトクトクに乗った。
そこでご一緒になった友人といよいよ車でゴルフ場に向った。
行き先はロイヤルチェンマイゴルフクラブである。
ロイヤルチェンマイゴルフクラブ  ロイヤルチェンマイゴルフクラブ
ロイヤルチェンマイゴルフクラブ(2003-12-29撮影)

ダウンタウンから約28kmあり、結構時間は掛かった。そして到着したらなんと多くの韓国人がBOOKINGしている為に満員でした。
この時期のチェンマイのGOLFはお奨めではありません。汗もかかず快適なシーズンなのですが、とにかくコースは多くの観光客(特に韓国人)で満員ですので、プレーが遅いしリズムが出ません。
多分ベストシーズンは12月から2月までの間の年末年始を除いた時期と思われます。
でも折角来たのですから、我慢、我慢で楽しみました。
コースはフェアーウエーが結構うねっていて、ダフリ易い環境で、本当の実力がばれてしまうコースと感じました。バンコク近郊にはない、丘陵地独特の微妙なタッチがアイアンにもパターにも必要です。
コースの景観はすばらしく、きれいなコースであります。通常の時期に今一度チャレンジしたいと思いました。

12月30日(火)

この日も友人とのラウンドでした。ここは比較的近いチェンマイ グリーンバレー カントリークラブである。
バンコクのグリーンバレーと姉妹コースとの事でした。
ここも結構難しいコースでした。
事前に予約をお二人にお願いしておいた私は気楽でありました。
ダウンタウンから30分くらいで車で行く事が出来ました。
チェンマイ グリーンバレー カントリークラブ  チェンマイ グリーンバレー カントリークラブ

チェンマイ グリーンバレー カントリークラブ(2003-12-30撮影)

池のあるきれいなコースは適度な距離とアンジュレーションがあり、また行ってみるつもりです。友人のお二人はこの午後の便でバンコクに行かれました。
当日の午後は一人になりました。
ゴルフから帰って、私はバイクを借りて、チェンマイ市内をドライブしました。
バイクを借りるのにはタイ語または英語で交渉します。
1日借りるのか半日にするか、それとも2〜3日借りるのかを決めて、デポジットとしてオリジナルのパウポートが必要です。パスポートを預けるのには少し勇気が必要ですが、これ以外は貸す側も認めませんから、思い切って差し出すしかありません。
バイクの機能、特にブレーキが問題ない事を確認して、ヘルメットも借りてOKです。

まず出かけたのは旧市内を1周して見ました。ターベー門、そしてチェンマイ門へ足を伸ばしました。
ターベー門はまさにチェンマイの顔であり、象徴であります。たまたま年末年始で垂れ幕が周囲に施され、通常の雰囲気とは異なっていました。バイクでチェンマイ門まで行きましたが、市民はせわしなくまさに師走の終わりの雰囲気でした。チェンマイ門からUターンして旧市街に入ってみました。そしてほぼ市街中央にある3人の王様の像のある館を訪れ一休みしました。
チェンマイ門  ターベー門
左はチェンマイ門、右はターベー門(2003-12-31撮影)

その後ワットプラシンを訪れました。
大きなワットでした。
3人の王の銅像 ワットプラシン
左は3人の王の銅像です。右はワットプラシン(2003-12-31撮影)

そしてワットチュディールワンを訪れました。
このワットチュディールワンは迫力十分のワットです。 これは1391年セーン・ムアン・マー王によって築かれたものである。
さらにその後1454年に高さ86mもの大仏塔を建立したのであるが、16世紀に起こった大地震により、半壊し現在では上部が欠けた状態で残存している。
その昔地震でくずれた建物は、むしろ崩れた事で美的感覚をそそります。チェンマイのワットの中で私は最も好きな建物の一つになっています。時間をかけて東西南北の全ての方向からkのワットを拝んで見ました。皆様も是非、訪れてください。
ワットチュディールワン ワットチュディールワン
ワットチュディールワン。この建物が最も好きです。この地震で崩れてもなお残っているアンバランスの美しさが奇妙に調和しています。(2003-12-31撮影)


さらにワットチェンマイへ行ってみました。大きさではチェンマイ一番だそうです。
ワットチェンマイ ワットチェンマイ
ワットチェンマイ。(2003-12-31撮影)

そしてチャーンブアック門へ行きました。ワットチェンマイから程近い有名なSPガイヤーンでたれつきのガイヤーンを試食し大満足でした。
SPガイヤーン SPガイヤーン
SPガイヤーンのお店(左)とガイヤーン料理(右)。(2003-12-31撮影)

この食堂は私が訪れたのは午後4時頃でしたので、お客は誰もいませんでしたが、10名くらいの店員さんが一休みしていたのでしたが、行列が絶えない有名なお店であります。
その後、スワンドーク門を抜けて、ワットスワンドークを訪れて、美しい白い仏塔群を眺めて時間をつぶしました。この白い仏塔群も夕日に映えて美しく、チェンマイの良さを引き出してくれました。
チャンブアック門 ワットスワンドークの講堂
チャンブアック門(左)とワットスワンドークの講堂(右)。(2003-12-31撮影)
ワットスワンドーク ワットスワンドーク
ワットスワンドークの白い仏塔群(2003-12-31撮影)

全てバイクで廻りましたが、速度は速すぎず遅すぎず(つまり、流れに乗って、追い越されず、追い越さずが最も安全)の時速30kmから40kmで全て廻りました。チェンマイの街中を風を切って走るのは本当に気持ちの良いものです。朝方もらった地図を見ながら一方通行だらけの町を難なく理解して、走りました。
このバイクは24時間で180バーツです。
午後3時に借りたので、夕方まで街中を走りながら、インターネットで知ったツアー会社に立ち寄り1月1日元旦の像のトレッキングを申し込んでホテルに帰りました。
その後バイクはホテルの駐車場に置いて、ナイトバザールを冷やかしに出かけタイマッサージをしてみました。チェンマイのマッサージは全部で3軒行きましたが全てバンコクのお店よりも技術は下で料金は高めで不満でした。
でもゴルフとバイクの疲れくらいは取れました。


12月31日(水)
2004年最後の日はチェンマイのドイステープへお参りし、その後サンカンペーンへ温泉に出かけました。
危ないので車をチャーターした方が良いとのリコメンドを蹴っ飛ばして、昨日借りたモーターサイクル(バイク)を走らせて、まずはドイステープへお出かけしたのは午前7時出発でした。
昨日立ち寄ったSPガイヤーンの前を通り抜けたときにびっくりしたのは、なんと多くの行列が出来ていた事でした。昨日は私一人の貸切状態でしたが時間によってこんなに違うのには驚きでした。(朝食時間はものすごいですよ)
バイクは旧市街の北西部の角を北西の方向にファイ・ケーオ通りをチェンマイ動物園を抜けて坂道をぐいぐい登ってドイステープについたのは朝の8時でした。かなりの登りですので、トクトクは1台も存在しませんでした。全て赤バスとか自家用車でした。でもバイクが便利ですね。
ドイステープはきれいな寺院であります。
ドイステープ ドイステープ
左はドイステープの入り口の階段です。左右の立派な竜が階段を守っているみたいです。この階段をゆっくりと味わいながら登ってみました。この階段の200メートルほど右側にケーブルカーがありました。右はこの階段を登りきった所にある ドイステープのお寺です。(2003-12-31撮影)

ドイステープのお参りが終わって、サンカンペーンの温泉に行く事にしました。
ここはチェンマイのダウンタウンから30kmくらいあった。
ターペー門から東に伸びる道を真っ直ぐに走るとチェンマイ鉄道駅があるが、それを通り過ぎて、さらに10kmほど行くとサンカンペーンの街にたどり着く。温泉はここからさらに北東の方向へ20kmくらい走らなければならない。
一人乗りのバイクは快調に走る。途中、私を追い抜いて行った二人乗りのノーヘルメットのバイクが急停車した。こちらも吊られて止まったが、何が起こったんだと思ったら、前方50メートルくらいでなんとポリさんが検問をしているではないか。
困ったな、無免許運転だよコチトラ、と思っていたが、私の横を勢い良く走っていくバイクがいるではないか。あいつ捕まるはずだ、と思っていたが何もなく走り去っていった。
そうかスピード違反のみ捕まえているのだ、と気が付き、私もこのまま止まったままではむしろやばいので意を決してアクセルを握って走り出した。もちろんスピードに気をつけてポリさんの横を難なくすり抜けて事なきを得た。
珍しくタイのネズミ捕りに引っかかるところであった。
飽きるほど走った頃、あと10kmとの看板を見つけて、元気を出し、何とか温泉にたどり着いつきました。バイクを専用のバイク置き場に入れ、入場料を支払って入場しました。
でも日本人が期待するような温泉街ではなく、お花畑があって、例によって温泉卵をゆでているだけの観光地でした。
タイ人は暖かい温泉につかって疲れを癒すと言う習慣は無いものらしく。20個くらいある温泉個室は誰も使っていませんでした。
30バーツを支払って、ゆっくりと湯船に使ってみました。湯の質は結構満足できるものでした。湯上り用のタオルはバイクの寒さ対策で首に巻いておきましたので、もって行きました。湯はものすごく熱いので水で湯温を下げて入ります。
ゆっくりと時間を賭けて、出てきたときには本当にさっぱりとしました。
寒くもなく暑くもない気候ですので、外の芝生の上で一休み、ゴロッとしたら、一眠りしてしまいました。
多くの地元の人がハイキング気分でここを訪れていました。(温泉に入る人はほとんどいません)平和なタイ北部の一こまでした。
サンカンペーンの温泉 サンカンペーンの温泉
左はサンカンペーンの温泉の源泉に沈めてあった温泉卵です。どこのお国でもやる事が同じですね。右は男性用の浴槽です。ここは個室になっていて 着替えをする所がありませんのでこの中へ全てのものを持ち込んで鍵を掛けて入ります。とてもいい気持ちですよ。(2003-12-31撮影)

ホテルに帰り、モーターサイクルを返却し、タイマッサージに出かけました。
夕食後、疲れも手伝ってそのまま眠ってしまいました。そしたら午後12時、いわゆる年明けの時間に、チェンマイのあちこちから花火がドンドンと上がり、その音で起されました。ものすごい音と光で、まるで夏の花火大会でした。その花火をホテルのベランダから西洋人数人と、“A HAPPY NEW YEAR”と声を掛け合いながら、暫く眺めている年明けになりました。

1月1日(木)

2004年の元旦はトレッキングで始まりました。
予約通りホテルの前に来たツアーのバスの中には2名のフランス人がいただけで、ガイドを入れて4名のトレッキングでした。
行き先はまずモン族の部落です。チェンマイの南東、約40kmくらいのところにあるのかな。バスは順調にチェンマイ国際空港の横のCHIANGMAI―HOD RD.を南東の方向に走っていく。そして30分くらい走ったところで右に曲がっていった。道は舗装されている。もっとでこぼこ道かと思ったが、本当にタイの経済はもうとっくに日本のバブル時代に近い水準である事がこの道を見てもわかる。こんな山道でも立派に舗装された道路が出来ている。多分、費用対効果は計算外のはずであるが、日本からの支援で道路の舗装は可能なのであろう。
タキシン首相が日本からのODAをもう不要であると言い出していることが理解できる。
近未来に日本企業は今では考えられないような負担をさせられるであろう。
ところで1時間くらい走ったところで、バスは止まった。
周りはなんにもない。わずかに左側に山道がある。バスはここで待っているので、モン族の部落まで1時間くらいのトレッキングである。
つり橋 モン族
左はモン族の部落に行く為に渡った竹のつり橋。結構面白かった。右はモン族の部落。(2004-1-1撮影)

私は出発前にモン族の部落はこの道沿いにあると思っていた。ところが実際はこの道から3kmほど山に入った所にあった。それも小さな山を一つ越えたところである。二人のフランス人はものすごい速さで山道を登り始めた。やっとの思いで付いて行くと竹で編んだつり橋にたどり着く。この橋を渡るときにはそこそこのスリルがあった。竹を素材にするところはかなり参考になるはずであった。
さらに登っていくのであるが、とてもそのスピードについていけない。実はこのフランス人はトレッキングの専門家だそうだ。どうりで早いはずだ。もう胸が焦げ付きそうな苦しい思いをしながら、“はあはあ、ぜいぜい”で少しゆっくり歩いてもらった。昨年の夏休みにパリに出かけた時にもフランス語は全く話せずに過ごしたが、今回も我々の会話は英語であった。ガイドはタイ語と英語、フランス人はフランス語と英語、私は日本語と少しばかりの英語とわずかなタイ語である。共通の言語は英語のみ!
途中、景色の良いところで少し休憩をしていただいて、何とか胸の苦しさ、足のツッパリをほどいて、事無きを得た。そして歩き始めて40分位して、モン族の部落に着いた。
家屋の数10戸くらいかな、男の姿は見られない。女と子供の部落で、少しばかりのみやげ物を売っていた。
折角来たので、何か買ってあげようと、手編みのボトル入れを買い込んだ。
フランス人は肩掛けの絹の織物を買っていた。
こんな山の中で電気も水道も無く、自給自足の生活をしているのであろう。このみやげ物がわずかに少ない現金収入と思われた。
数枚の写真を撮ったが、その素朴な生活ぶりはなんとも言えずほのぼのとした昔の面影を残していた。
来た山道を引き返し、またバスに乗って、蛇のショウをするところを見た。
規模は小さいけれども、折角来たので見る事にした。
始めて見る蛇使いの技は、面白いし、結構楽しめた。
蛇使い 蛇使い
蛇使いの演技。コブラを手掴みにしたり、キスしたり・・・。(2004-1-1撮影)

蛇を見学した後昼食である。昼食はこのツアー料金にインクルードされていた。
あまり期待はしていなかったがおいしいカオパットと野菜炒めがついていた。
フランス人と3人で仲良く分け合って、食べた。
食堂はローカルなこの山道沿いの何の変哲もいない食堂である、多分普通の日本人の観光客ならば入らないであろう。店内は囲いもなく冷房もないし、道行く車のほこりが容赦なく食器に入ってくる。でもここのタイ料理は本当においしかった。ただし出された水は飲むふりをして飲まなかったのも事実であった。水はペットボトルのものを飲まないとね。
昼食後、象に乗ってのトレッキングであった。
象のトレッキング 象のトレッキング
象のトレッキング風景。(2004-1-1撮影)

のんびりと1時間くらい近くの草原とか川とかを散策した。
象が道沿いの木々の葉っぱを食べながら草原を進んで行く気分は、ここならではの気分になった。価値のある経験になりました。皆様にもお奨めであります。

その後、滝を見学し、滝でも比較的ゆっくりと過ごした後、バスは本日の最後のアクティビティであるいかだ下りに着いた。
滝 モン族
左は滝。右はモン族の部落。(2004-1-1撮影)
いかだ いかだ
いかだに乗った風景。左は地元の学生が遊んでいる。この連中がふざけて水を掛けに来る。 右の写真はTACさんです。フランス人と一緒に・・。(2004-1-1撮影)
いかだ いかだ
フランス人と一緒に乗っていかだ下り、このフランス人は途中バランスを崩して水の中に2度落ちた。この写真はガイドが取ってくれた。 デジカメが水に浸かる恐れがあるので彼に預けたら岸辺から撮影してくれた。右の写真は実はいかだ下りの最終地でにお風景です。なんと この竹のいかだは、ばらばらにばらされて、この様にトラックで上流に運ばれてまた組み立てられるのです。(2004-1-1撮影)

このいかだは竹で出来ていて、その竹と竹の間から容赦なく水が私のお尻を濡らす。水の流れの激しいところは中腰で対応したり、のんびりと景色を眺めたりした。途中多くのタイ人が新年のお遊びを岸辺で実施していたが、 “サワディー、ピーマイ、カップ”と言って彼らは容赦なく水を掛けて来る。要は新年おめでとうと言っているのであるが、水は掛けてほしくないのであるが、そこはマイペンライの社会であった。
2004年をこのような一日でスタートしたのでありました。

1月2日(金)
今日はバンコクへの移動の日である。
移動の前にランナーゴルフへ行く事にした。
例によって、トクトクをチャーターしてまだ空が暗いうちにホテルを出た。トクトクではもろに外気が身体に飛び込んでくる。かなり寒い。セーターに防寒用の長袖を羽織っても寒い。まさに静岡の12月上旬の気候と同じだ。まさか常夏のタイへ来て日本の真冬の服装をするとは思っていなかった。
ランナーゴルフは今まで2度来た事があるので、気軽であった。しかしそれが間違いであった。
ゴルフ場につくとなんと暗い雰囲気の中に多くのゴルファーがいるではないか。そして大型バスが5台も止まっている。しまった。なにも予約をしてないので、今日は出来ないかな、と思いながら、フロントへ出向いた。へたくそなタイ語で”コンリョウ、ダイマイ”と声を掛けてみた。”メダイ”つまり出来ないとの答えが帰ってきた。
しかたなく帰ろうとすると、なんと救いの神もいるものだ、タイ人の若者3人組が一緒にやろうと言うではないか。”ヂュワイカン?”と言うと大きくうなずいてくれた。助かった、これでラウンドできる。
見た目には20代後半くらいの3人組はどうもバンコクの住人らしい。たぶんどこかの良い所のお坊ちゃまなのであろう。身体も大きく、歯には矯正用の金具もしていた。それにとにかく飛ばす、飛ばす。私は50ヤード以上置いていかれたが、それでも楽しくラウンドできた。
ここも多くの韓国人が大量にbookingしていて、他の人が入れないとの事でありました。

ランナゴルフ ランナゴルフ
ランナゴルフはこのようにチェンマイの競馬場の中も数ホールを設定しています。なんと630ヤードくらいのロングホールになっていて1コーナーの ダートコースの外にティーグランドがあり2コーナにグリーンがあります。その他このようにきれいな競馬場の中にある数ホールを歩きます。もちろん開催日はこのコースは使いません。 本来は林間のきれいな18ホールが本物でこの競馬場のコースは後から出来上がったみたいです。 後ろの山はドイステープです。(2004-1-2撮影)

とにかくラウンドできただけでもうれしかった。スコアはイマイチであったけれども、タイの若者が御一緒してくれただけでもうれしかった。途中の茶店で飲んだ飲食代を私が払うと、丁寧にお礼をしてくれた。
これからもご縁があればまたご一緒したいと思った。
お昼にはホテルに帰り(朝のトクトクが時間通りに迎えに来ていた)シャワーを浴びてチェンマイ国際空港からバンコク、ドンムアン空港へ移動した。
今日は忙しかった。

ワットアルン ワットアルン
これはチェンマイではなくバンコクです。チェンマイから帰ってきてチャオプラヤ川から撮影したワットアルン(三島由紀夫の小説で有名な暁の寺)です。(2004-1-3撮影)

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