北タイの旅(チェンマイ)
2008-2-6日(水)セントレアを10時20分に飛び立った。順調にバンコクに着き、今回の旅は、そのままチェンマイに行く。いつもはバンコクに数博した後、チェンマイにバスか、列車で行くのが定番でした。
スワンナビーム国際空港で国内線にトランジットをどうするのか知らなかったので、少し不安がありましたが、職員に“チェンマイへのトランジットはどうするの?”と1回聞いただけで、難なく問題解決でチェンマイに予定通り到着し、夕方のチェンマイの暖かさを肌に感じながら、寒い日本から脱出した実感が沸いてきました。確か今回のチェンマイ訪問は5回目であります。
ホテルまでTAXIで到着し、この夜は就寝です。
でも少しびっくりしたのは、物価の高騰でした。空港からホテルまで120バーツです。数年前には80バーツでも行けましたのに・・・・・。
さて翌日の7日(木)はゴルフです。
いつもの通りに気楽にグリーンバレーに到着です。朝、6時30分にホテルを出て。ゴルフ場はまだ人影もまばらでした。早速、OFFICEに行って。“No booking”“ゴルフ出来ますか?”と聞いたら、“今日は満員で出来ない。もし出来るとしたら10時頃スタートです”とのお返事です。
いつもは出来るのにどうしたのだろう?
今日は木曜日ですし、ゴルフ場はガラガラだと思っていた。でも満員!実は今日は中国正月の元旦だった。しまった、と言っても始まらない。仕方がないので、パターとか寄せをしながら時間をつぶそうかと考えを変えて、ロッカーを借りて着替えをしてから、練習グリーンに向いました。そうしたら、キャディーが“今スタートすれば、ラウンドできる”と必死になって訴えます。私もスタートしたいのですが、グリーンフィーを受け取ってくれないのでスタート出来ません。キャディーがスターターに何やらタイ語で訴えています。トランシーバーでOFFICEとやり取りしているみたいです。
どうもスタート出来そうです。急ぎ、OFFICEに戻ってお金を払って、スタートしました。でも正月料金ですので割高でした。
なんとカート無しで、2000バーツを取られました。昔は高くても1200バーツでしたので、値上がりの激しさにびっくり!そして円の下落とバーツ高で、さらに価格は上がり、今では静岡県では7000円で昼食付きのラウンドが出来ますので、ここでキャディーへのチップとか昼食代金まで考慮すると、少なくとも価格的なタイでのゴルフの魅力は無いものとなりました。
でも一人に一人つくキャディーとのやり取りは、にわかプロになったような気分は味わえます。
この日のスコアは散々で前半48、後半が44でした。とにかくグリーン周りが難しかったし、とにかく、バタバタスタートしたので出だしの数ホールの大叩きが響きました。
満員でしたので通常は12時前に上がるのにこの日は午後2時になってしまいました。
帰りの車の中で、これでは明日以降もゴルフ場は満席であろうと、電話をしたら、案の定何処のゴルフ場も満席です。
飛び込みをするわけにはいかないのでやむを得ず、午後1時30分スタートで明日を予約しました。軽い疲れを感じながらホテルに戻りました。今日はカートを借りないで歩いたからね。ちなみに本日の車のチャーター代金は1000バーツ(チップ200バーツ)でした。
午後のスタートと言うのはタイへ来て初めてです。(明日は暑いだろうな)
夕食はカントーク料理といたしました。料金は390バーツ。私は今回2名の友人と共に来ました。友人達はチェンマイの訪問は初めてなので、カントーク料理も初めてであります。私は3度目でした。
カントーク料理は午後7時から9時までであります。
場所は周遊道路の外側で、いつもいくカルチャーセンターではなく、Khum Khantoke Traditonal de Lannaというところでした。
TEL:0−5330−4123であります。
踊りはPM7時45分から始まり9時に終わります。
料理の味は、それほど美味しいものいではありません。お盆に数種類の皿が載っていて、お変わりは自由であります。この北タイの郷土料理ですが、私はいつもこの味は好きではありません。味の裏にあるこくとか、隠し味的なものがありませんし、もともと保存食なのかもしれません。でもチャンマイの代表的な料理ですので1度は味わう事にしています。
9時まで踊りなどを眺め料理を食べてホテルに戻りました。
8日(金)はゴルフです。昨日予約して午後1時30分スタートです。午前中は自由時間なので、チェンマイ市内を観光です。
まずはドイステープに出掛けました。御承知のとおり、ドイステープはチェンマイのシンボルであります。たまたま霞がかかっていましたので、ドイステープからはチェンマイ市内がわずかに空港が見えただけで、市内の展望は見えませんでした。
お寺の中は朝早いのに、正月の初詣のお客が多く、結構込み合っていました。
黄金の仏塔を望みながら、すばらしいドイステープの観光を致しました。
その後、以下の3箇所の寺を回ってみました。
ワットスワンドク、ワットプラシン、ワットチェディルアングの順に回ってみました。
ワットスワンドクはチェンマイ大学の近くですが、以前は工事中であったお墓の塗装が出来上がっていました。真っ白な歴代の王室の墓は真っ白でとても清潔感がありました。
たまたま私達は都合で午前に訪問したのですが、ここを夕方に訪れれば、夕日がこの白いお墓に映えてとてもきれいだそうです。
ワットプラシンは工事中でしたので、有名な壁が見られませんでした。
ワットチェディルアングは様子が変わっていました。あの仏塔の西側になにやら平屋の休憩所みたいなものが構築されたものです。その為、あのすばらしい塔が写真に入らないのです。仕方がないので裏に回って、西北の方向からこのすばらしい仏塔をカメラに収めましたが、やはり寂しく感じました。でもあの大地震で壊れかかった塔の形と象の像は迫力満点で、私はこのお寺が一番好きであります。
生涯6個目のイーグルの誕生
午前の観光を終わって、いよいよゴルフです。
午後のゴルフはMae jo golfであります。チェンマイから車で40分くらいでした。
ここはグリーンの傾斜がうねっていて、パットがとても難しく、特に奥に乗せたらまずワンパットでは無理でした。
また例によって池が多く、ボールがなくなりやすいコースです。私は3個なくしましたし、友人は7個の池ポチャでした。
この日は各ホールごと、いつものアイアンで打つと10から15ヤードオーバー致しました。ショットの飛距離が大きいのです。その為、グリーンの奥に乗りパットが思うようになりませんし、グリーンオーバーも数回ありました。静岡にある藤枝ゴルフクラブが残りのヤーテージの植木が15ヤードほど短いのですが、ここもそのように感じました。
スコアも悪かったのですが唯一良かったのは、8番のミドルで残り135ヤードを7番アイアンで直接カップインのイーグルが出た事でした。生涯6個目で今年初めての事でした。パーもやっとのコースでイーグルは奇跡みたいでした。
気持ちの良い汗を掻き、夕方の7時頃ホテルに戻りました。
9日(土)はゴルフをやめて観光にしました。
チェンライ、チェンセン、ゴールデントライアングル、メーサイ、そして首長族の部落訪問の観光です。1000バーツ丁度でしたが、途中、ラオスへの船代が300バーツ、首長族の入場料が300バーツでしたので、都合1600バーツでした。
午前7時30分にホテルにてpick upを受けた我々は12名のお客様と共に観光に出掛けました。車内はドイツ人、カナダ人、シンガポール人、インド人、アメリカ人と私達の男女混合、国際色豊かな面々となりました。
ツアーガイドはもちろんタイ人でしたが、上手な英語で聞き取りやすかったです。
観光用のミニバンは一路チェンマイからチェンライまでを飛ばしました。途中、峠越えには悪路もありましたが、概略は舗装された道路で順調でした。
そして途中にある温泉の沸く観光地(なんでも5ヶ月前に開園したそうです。つまり2007年の9月ごろ開園したみたいですが)に立ち寄りました。トイレ休憩も兼ねていたのですが、かなりの温泉が湧き出ていました。もし日本ならばここに温泉のお風呂とか足湯などの設備を作りましが、ここは観光用の売店がずらりとならんでいました。
ここまでチェンマイから1時間30分でした。
車はさらに2時間くらい走ってチェンライに到着しましたが、チェンライ郊外にある白いお寺にも立ち寄りました。
タイ語で宣伝していましたが、このお寺を作成した篤志家を紹介していました。外見はきれいでしたが、柱とか壁とかさらに外壁は、その昔に作られたワットプラケトなどと比較して大きく見劣りいたしました。でも運転手の休憩にも必要ですね。
さらにチェンライからチェンセンに車は進み、チェンライにある旧のお寺に到着しました。
もともと、ここチェンセンは物流の集積地であるだけでなく、大きな城もあり、チェンマイが都になる前の重要な戦略拠点であったようです。大きな城壁が歴史を物語っていました。
ゴールデントライアングルはここチェンセンにあります。タイとラオスとミャンマーの国境でその昔、ケシの栽培で有名でありました。現在、麻薬関連は排除され観光で生計を立てています。
ここで昼食をとった後、ボートでミャンマーのカジノとミャンマーの観光村を訪れました。(ボート料金300バーツ)パスポートもビザもなくラオスに入国が出来ました。ここで何か土産を買ってあげようと努力し、小さな枕を2個買い込みました。
その後、車は国境の街メーサイに到着です。
ここも中国正月の為、片側3車線の国道がこの3車線全ての屋台が出て賑やかでした。ここは2度目の訪問ですが、ミャンマーとタイの国旗がそれぞれにたなびく国境と言うものを、昔訪れた時とは大きく改善された雰囲気を味わう事が出来ました。人々の往来が活発になっています。良い事だと思いました。
本来なら、ここからミャンマーに入国したかったのですが、時間がないので引き返しました。
チェンマイまでの帰路の途中で有名な首長族の部落を訪れ(入村料:300バーツ)少数民族の生活を眺めながら帰ってきました。朝7時30分にチェンマイを出て、午後の9時にホテルに戻った旅でした。