トップページに戻る

ホーチミン訪問


    2005−11−01(火)

さあ、今日は、いよいよホーチミンへ行く日です。

昨夜は風雨が強くホテルの部屋にいても、風と雨の音で何度も目が覚めました。どうも台風が発生しているみたいです。

この風雨の中で飛行機は離陸できるのだろうか?

心配でしたが、とにかく昨日のミーソン遺跡に付き合ってくれたA君の車に乗り込んでダナン空港に向いました。

相当強い雨と風で、周りのバイクとか自転車の人は大変です。

多くの人はビニールのカッパを着ているのですが、そのカッパが吹き飛びそうな感じです。

予定通り6時には空港に到着しましたが、誰もいません。心細くなりましたが、A君の車を帰して一人ロビーにて時間を待ちました。7時頃になって三々五々乗客が到着しましたので、なんとなく安心しましたが、ボーディングの受付がなされませんし、飛行場には1機の飛行機もいないので、心配でした。

そうしているうちにこの風雨の中飛行機は到着(着陸)してきましたので、安心して、時を待つと、電光掲示板がホーチミンへの搭乗手続きのアナウンスをしてくれ、ホッとしました。

でも離陸する時に、“ひょっとしたら、墜落するかも”と心底思いました。こんな気持ちは初めてでした。そのくらい台風の風雨が強い中離陸しました。


       

ホーチミンに着くと、友人のBさんが迎えにきてくれていました。

これから4日の朝までは、この友人が連れ添ってくれるので安心であります。

ホテルに荷物を降ろして、早速市内観光としました。

とりあえず昼食にはフォーを食べました。

フォー24というお店です。美味しかったですよ。

フォーは美味しい店とそうで無いお店ががあるとのことでした。

  み〜んな大好き!ベトナムの国民食・フォーを食べよう!

Pho(フォー)の本場はハノイだけど、ホーチミン市のそれも、また違った味わいがあり、負けず劣らず美味しい。旅行中、一度は食べたい本場のフォー。味にうるさい地元・サイゴンっ子である旅行代理人のチャウさんに美味しいフォー屋さんと、その食べ方を伝授してもらった。

ローカルのフォー屋さんに行くと、メニューすらないところもあり、どうやって注文したら良いか、困ってしまうもの。フォーには、大きく分けて2種類ある。鶏肉入りのPho Ga(フォーガー)と牛肉入りのPho Bo(フォーボー)。後者は、更にたくさんの種類があるが、一番一般的なのは生肉のPho Bo Tai(フォーボータイ)と、既に火が通ったPho Bo Chin(フォーボーチン)の2つ。この3つの中からお好みのものを注文しよう。

 アツアツのスープの中に白い麺が顔をのぞかせる丼が運ばれて来たら、ここからが「食前の儀式」の始まり。そのまま食べても美味しいけれど、野菜やタレを入れて自分好みの味に仕立ててから頂くのがベトナム流。特に南のホーチミン市では香草をたっぷりいれるのが特徴だ。大抵34種類の香草が運ばれてくるが、苦味のきついものもあるので、まずは味見をしてから入れよう。

 次に、机の上に置かれているタレを入れて味をつける。赤いタレはチリ、茶色は言わば味噌ダレ。もちろん両方入れても構わない。そして仕上げはChanh(チャン)。緑色をしたライムのようなものが置いてあるはず。これをぎゅっと絞る。最後に、野菜やタレを満遍なくかき混ぜて、出来上がり!

 ただし食事時のタブーを1つだけ。ベトナムでは丼に直接口をつけてスープを飲むのは行儀が悪いと言われている。ちょっと面倒だけどスプーンでどうぞ。

まあ、タイのセンレックとかセンミーなどの食べ方にそっくりなので、違和感は全く無かった。そして本当に美味しいフォーが食べられた。

以下は散策の写真集を参考にしてください。


       


            


       


       


       



          


       


        


        


        


         


                


       


                   

    11−04(金)

朝6時に旅行代理店のチャウさんがやって来た。私をホーチミン空港まで送ってくれる手はずである。彼は本当によく面倒を見てくれた。まずまずの日本語での通訳とともにベトナム内部のことも話してくれた。

彼の給料は日本円で2万円。ベトナム人の平均月収は1万5千円くらいだそうである。奥様もベトナム航空のチケット販売の仕事をしていて、これまた2万円の月収だそうである。二人合わせて4万円で、生活している、子供は一人の女の子がいて学校に通っているとの事であった。まだ28歳の彼は、毎月1万5千円を貯金に回し、将来、家を購入したいのだそうです。

家賃は1万円、学校の費用は4千円だそうです。

ベトナム社会はなんでも賄賂がまかり通るのだそうです。ですから給料は少ないのですが警察官が最も豪華な家に住んで、良い車を乗り回していると言っていました。

その彼に見送られながら、ホーチミン空港を後にして、ハノイ空港に到着したのは11時でした。


トップページに戻る