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鎌倉散策


鎌倉、それは公家社会から武家社会へ大変革を断行した歴史の街。大好きです。

毎年のように訪れていますので、ここに今までの思い出をたどりながら紹介いたします。 たまたま2001年と2002年の1月4日の同じ日に訪れています。


鎌倉は、当然の如く的に攻め込まれないような地形をしています。 故に、南の海は別として、東からも西からも北からも、全て切り通しを通らないとこの、殊には入れません。
今回は西の江ノ島から車で入りました。
特に理由はないのですが、カミサンが”あの有名な失楽園の舞台となったプリンスホテルへ行ってみたいな”と言ったので、 正月早々、このプリンスホテルへ出掛けた。
静かなロビーに落ち着いたカフェーがあります。ここでゆっくりと熱いコーヒーを飲みながら、たわいの無い世間話に時間を潰した後に、 稲村ケ崎を通って、鎌倉に入った。まずは鎌倉の大仏さんにお参りして1年のはじめとしました。

鎌倉大仏
この大仏さんは小学生の修学旅行の時に 来て、とても感動した思い出が残っています。今あらためてその偉大さを感じます・・(2001年1/4撮影)

大異山高徳院清浄泉寺の本尊としての大仏様は鎌倉で唯一の国宝仏。1252年に作られたものであります。
大仏様の周りには、長谷の観音様もありますし、極楽寺もありますので、お参りをしながら。散策しますと、寺の高台から、相模湾の波が見えますし、 とても落ち着いた時間がとれますので、じっくりとお参りください。
そして、お参りを済ませた後、歩いて10分位の所に文学館がありますので、是非足を伸ばして下さい。

明治時代に元、加賀藩主前田公爵が建てた別邸を昭和69年に開館したものである。川端康成や芥川竜之介など、鎌倉ゆかりの文学者の紹介をしている。
鎌倉文学館                 鶴岡八幡宮
左の写真は鎌倉文学館!静かな一日をゆっくり過ごすには最適。加賀百万石の前田家の別宅を改築して出来たそうです。駐車場はありませんので歩いて行って下さい。(2001ー1/4撮影)

ゆっくりと文学館を見学した後は、いよいよメインの若宮大路を通って、鶴岡八幡宮へお参りです。
初詣にはご覧のように、ものすごい人で、鎌倉警察署がロープで人を区切って制御しています。
この写真の左に映っている大きなイチョウが有名なオオイチョウで、この影から、太刀を浴びて、あの源実朝が殺された現場なのです。
頼朝がこの地に八幡宮を移設して以来、上杉謙信や徳川家康など代々の将軍に信仰を受けていた。

上の右の写真は鶴岡八幡宮の初詣風景、この石段をゆっくりと踏みしめてお参りしました。 良い国(1192年)つくろう源頼朝ですから今から800年位前の事を思い浮かべながら・・・・(2002ー1/4撮影)

この八幡宮のお参りを終えて、牡丹園の横を過ぎて、国立附属小中学の校舎の横を歩いて行くと、約10分で源頼朝の墓があります。
あの大事業を成し遂げた歴史上の大人物にしては寂しい墓であります。 でも訪れる人も多く、当日も人の途切れる事も無く、この墓はしっかりと鎌倉の古都を眺めていました。
八幡宮から歩いて10分位の所にありますので、是非足を伸ばして下さい。

頼朝の墓              鎌倉宮
静かな丘の上にひっそりと立っているこの墓は、何かもの悲しい。 周りにはあの三浦一族がここで最後を遂げてとの碑もありました。(2002ー1/4撮影)

さらに、15分ほど東に足を伸ばすと、鎌倉宮に出会えます。 古都の良さが十分に味わえますし、近くの民家からは落ち着いた歴史の香りと、何ともいえない、ステイタスの高さを感じる散歩が出来ます。

左の写真は鎌倉宮。静かな初詣となりました。(2002ー1/4撮影)

鎌倉宮から、若宮大路に引き返した。なんと驚くなかれ、バスに乗るよりも歩くほうが、早いのです。 そのくらい、鎌倉は車ではこの時期は走れません。
そして、お参りを済ませた後、見た風景の一つがこの人力車です。1時間半くらいで鎌倉の主な所を1周回れます。

人力車                  小町通り
こんな人力車で古都を見て回るのも良いのでは無いでしょうか?(2002ー1/4撮影)

JR鎌倉駅のすぐ北側にこの小町通りはお薦めです。(なんと、カミサンはここに3時間も釘付けでショッピングと古美術見学に費やしました。さらに、 ここで”納言しるこ店”でおいしいおしるこ・・・\700・・・を食べさせてもらいました。 また、キュウリ、大根、その他の漬物がおいしくて、たっぷりと買込みました。何といっても試食を十分にさせてくれますよ。 若宮大路で鳩サブレもゲットして、満足。昼食もここでとりました。(食事が他の土地よりも少し高いですね)

右の写真は鎌倉の代表的な買い物小道。下町らしさが出ていて、お参りより良いかも(2002ー1/4撮影)

まだ、建長寺とか、駆け込み寺とか円覚寺など、 少しずつ紹介していきます。


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