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ホーチミン郊外小旅行


ホーチミンの郊外にある観光地を散策してまいりました。それはメコンデルタのクルージングのおもしろさと、あのベトナム戦争の時にアメリカ軍を困らせたクチトンネルの散策であった。
さらに翌日にはホーチミンの近郊リゾート“チン・タウ”への旅を実行してみました。

    2005−11−02(水)

メコンの雄大さクチトンネルを一度に散策する欲張り旅行

本来ならば、メコンデルタのクルージングとクチトンネルの見学を一度に実施しました。方角が少し異なるので移動の時間がかかりましたが、それほどの無茶な日程ではなく、効率的な観光になりました。旅行代理店のチャウさんがこの計画をしてくれました。

   本来はメコンデルタのクルージングに一日かけ、クチトンネルも一日掛けるのだそうですが、そこは
   TACさんの持ち味の高効率旅行で一日でこの二つのパック旅行を実行してみた。 

メコンデルタのクルージング

朝、8時に出発した車はまずメコンデルタを目指しました。

目的地はミトーであります。

     

ミトーの港に着いた、上の写真のような地図が壁に貼ってあった。今日のクルージングの予定である。
出発はこの地図の上の方にある河口の近くにあるミトーの港(右の写真)である。赤の矢印の順にツアーが進む。まずは左の矢印にそって進み4つある島のうち右下の島に上陸し、果物園(フルーツファーム)に立ち寄る。その後、この地図の下にある川岸に上陸し、椰子の実の加工場を視察した後、さらに養蜂場を見学する。そしてこの陸地から小さな川を船でメコン川の本線に戻り、ミトーの港まで帰ってくるという約2時間くらいのツアーである。


        
最初に上陸した島の桟橋。本当に大丈夫?と声を掛けたくなるような設備である。でもこの周辺はまさにメコンの大河のすばらしさを堪能できる雄大さです。右はこの桟橋を5分くらい歩くと密林の中に忽然と出てくる、レストランです。ここで小休止。


        

このレストランで出てきたフルーツの数々、すべて試食してみましたが美味しかったですよ。これもツアー料金の中にインクルーズされていますので、お腹をすかして参加するのがコツ。右は私達が乗った観光船です。50人乗りくらいですが、お客は誰もいません。つまり私一人の為に、添乗員のチャウ君がチャーターしてくれました。こんな贅沢は私だけで、多くの西洋人はかなり満員に近い状態での観光でした。

  
               
その後訪れたココナツ椰子の工場では左の写真のようにココナツの実を煮込んで、これを絞りココナツ飴にしていました。(左の写真)右の写真の中央ではココナツの油を取っていました。


        
左はこのメコンの川岸を行く観光船ですが、両側に見える椰子の葉は例のベトナムの日よけの三角帽子の原料です。水辺にはマングローブが密生していました。
右の写真は、ここのTAXIですよ、これに乗って、ココナツ工場から蜂蜜の工場に移動しました。


            
蜂蜜入りのお茶の接待を受けました。この蜂蜜は美味しかったので1本購入しました。3$でした。右は運河を行く我々の船です。この景色は大好きです。


        

ミトーの郊外の食堂(左の写真)で一人で昼食になりました。大きなレストランで殆どの観光客は此処で昼食になります。そして殆どオナジメニューでベトナム料理です。(右の写真)一人では食べ切れませんでした。


クチトンネル散策

 次に向ったのはクチトンネルです。車で3時間くらい掛かるとの事、車中で昼寝をしました。
同行の旅行代理店のチャウさんはチャーターした車の運転手とベトナム語でひっきりなしに話をしている。何の話かは全く分からない。でも良く話題があるなと思うほどよくしゃべる。そのおしゃべりなベトナム人の会話をものともせず車中で爆睡した。
気が付いたらクチに着いていた。


        

この上の写真が全貌です。まずは道路の右に有る建物で入場券を購入し、道路の左にあるトンネル群を見学するのです。そして見学が終わったら、またこの建物に戻り各国語に約されたVTRを20分間見ます。私はもちろん日本語のものをたった一人見せられました。ベトナム戦争の悲惨さとアメリカの非道とベトナムの正当性を述べるVTRでした。
右の写真は、このトンネルの近くにある無数の人、一人だけ入ることが出来る穴であります。この中に潜んでいてアメリカ兵が来ると狙い撃ちしたのだそうです。


        

多くのアメリカ兵が死んだ落とし穴。この落とし穴の種類が数種類あって、この使い方も説明してくれました。右はクチトンネルの内部であります。人が立って歩くのには少し窮屈な高さと巾です。11月なのに相当暑かったですよ。わずか400メートルくらい入っただけでしたが大粒の汗が出てきました。こんな暑さの中でよくも戦ったものであります。
なお、このトンネルはフランス統治時代から築き上げてきたもので、ベトナム戦争で急こしらえでは無いとの事でした。


        

このクチトンネルの近くにあるゴム園がステキでした。車の両側に多くのゴムが植えてあり、本当に見事であります。右の写真は車の中からこのゴム林を撮影しました。中央に白く見えるのは所々にある道の出口であります。


“チン・タウ”への旅

   2005−11−03(木)

ホーチミンの近郊リゾート“チン・タウ”への旅
ここは、ホーチミンからスピードボートで1時間と少しで行けるリゾート地であります。ホーチミンの新婚旅行で時間のある人は中部の国立公園に行くのだそうです。
しかし余り時間が取れない人はここチン・タウでの旅を選択すると言いいます。
あのサイゴン川を海に向って走り、外洋に出たならば南東に向かい半島の先端にたどり着いたところがここチン・タウなのである。
以下写真を参考にしてください。


        
ここの港に到着すると客待ちのTAXIがうるさく勧誘します。どれかに乗らざるを得ないので乗ったのですが、同行のチャウ君がこのTAXIのメーターは改造されていて料金が高いと言っていました。
でも文句の言う所がないのだそうです。TAXIを経営している人間は権力を持っていますので・・・・。そしてひだりの小山が最初に降ろされる観光地で、小さな小山です。この頂上にキリストの像があります。
この頂上まで行くか?と聞かれたが行かなかった。
右はこの小山野麓にある海岸のホテルです。


                      
海岸の通りの植木。高級ホテルが林立し、まさにリゾートそのもので、ここがベトナムとは思われないほど綺麗に整備されていました。

 
        

海岸のレストランから海を撮影してみました。このパラソルの中dビールを注文し寝沿って時間をつぶしました。レストランではベトナム料理に加え鰻の揚物を頼んでみましたが美味しかったですよ。


        

ホーチミンへの帰路、サイゴン川をさかのぼって帰るのですが、その途中で夕日が川に沈みます。この光景をのんびりと眺めながらの船旅はなんともいえない贅沢であります。


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