トップページに戻る

世界遺産:ミーソン遺跡


2005年10月の旅行記

  2005-10-31(月)

  世界遺産:ミーソン遺跡散策。

今日も、朝から天候がさえません。曇天で、しかも風が強いです。どうも台風が発生しているとの事でした。

そのような中、一日チャーターしたA君の車に乗り込んでミーソン遺跡の散策に出かけました。

軽い朝食を済ませた午前8時にホテルを出発しました。

途中、国道を南下しながら途中から右折し、細い道路を1時間くらい走って到着しました。

      

2005-10-31撮影
左の写真がミーソン遺跡の入り口の橋です。この橋を渡ったところにジープが止まっていました。そのジープが私達を乗せて引き返していったのが右の写真です。

遺跡の入り口は、駐車場なのですが入場券を購入しますと、この入場券にはさみを入れてもらいます。そして立派な橋があるのですがこの橋を歩いて渡ります。

すると橋の向こう側にジープが止まっていましたので、これに乗り込みます。

かなり急な山道をこのジープにて4Kmくらい走ると、これ以上、車では行けない道になっています。ここで降ろされました。

たまたまアメリカ人御夫妻と3名のみの訪問でした。

車から降りて、10分くらい歩いた所に、忽然とミーソン遺跡が現れました。

私の印象では思ったよりも規模は小さい感じでした。また保存状態もイマイチでこれで世界遺産とは少々不満でした。

タイのアユタヤとかスコータイの遺跡と比較しても相当見劣りがしますし、規模が小さすぎます。

このクラスの遺跡ならばタイには沢山ありますし、ピーマイ遺跡の方が相当大きいと感じました。

それでも、この地方を統治したチャンバ王国の聖地跡としてじっくりと時間をかけてみてまいりました。

たった3人で見るのにはもったいないスケールの大きさではありました。

      

密林の中に忽然とあらわれる遺跡。

2005−10−31撮影
         

仏像の台座のみ並ぶ・・・・・・この上には立派な仏像があったのであろう。チャンバ王国がクメール人と戦ったのであろう・・・・。

       
左は建物の入り口の上にある象のレリーフ。

途中、団体客が訪れて、少し賑やかになりましたが、静かな中に、その昔の厳かな行事が偲ばれました。

           

遺跡の中央にある建物


     
こわれた石とレリーフ

        

このようなレリーフが数多くあった。右は頭をとられた仏像。


             
左は当時の玉座。右は建物に彫りこまれたレリーフです。歴史を感じます。

                      
帰りに振り返ってもう一枚とった写真

ところどころ戦争であろう影響が散見され、首の取れた仏像が立たされたのも、タイとよく似ていました。

昼過ぎにはホテルに戻りました。

ミーソン遺跡は半日あれば十分に見学できました。


トップページに戻る