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ピーマイ遺跡を訪ねて


ピーマイ遺跡を訪ねて

●2003年5月1日(木)

コラートの朝、ざわざわとした人の雑音みたいなもので目を覚ましてしまった。午前4時である。
午前4時でも日本ならば6時ですので、起きちゃえと思い、そっとカーテンを少し開けて見てびっくりしました。
そこにはコラートの朝市が開催されていました。
これは見ない手は無いなと思い、シャワーを浴びて、髭剃り、歯磨きと一通りの身だしなみをして、外に飛び出した。
そこにはまさに50年前の日本の朝市と同じ風景画ありました。
いろいろなお店が所狭しと並んでいます。野菜、果物、魚、焼き鳥、もち米、お菓子、おもちゃ、穀物、水、ビニール袋などなど、どうも問屋みたいなお店もあるようでした。
たった5バーツでマンゴウを買いました。(バンコクでは20バーツくらいかな)焼き鳥と生春巻きの野菜入り、そして水を1時間くらい掛けて買いました。
日本人はいませんね。タイ語しか通じない世界でした。
心優しい物売りの若い娘さんから買い込んだこれらのものを部屋に持ってきて、朝食と致しました。
本日はピーマイへ行くつもりだ。

朝食後、TAXIをチャーターしようと思い、フロントに下りて行った。
そしたら、ここからトクトクでバスターミナルまで行って、そこからバスで行けばいいと主張する。仕方が無いので、その通りにするかなと思い、トクトクでバスターミナルまでいくらくらいなのと聞いたら、100バーツとの答えが返ってきた。昨日は50バーツで来たんだよと言うと、信じられない(タイ語でマイチュアと言う)と言いました。昨日は私が値切りすぎた事がここで判明しました。(だからメータータクシーにしてくれれば良いのに)ホテルの前にいるトクトクでバスターミナルへ行き、ピーマイまで28バーツのノンエアコンの赤バスで遺跡散策に行きました。
遺跡はすばらしいの一言です。

ピーマイ ピーマイ
ピーマイ遺跡への入り口の階段にある獅子像。正面の門みたいなものが右の写真です。
ピーマイ遺跡へこの道を歩いていく。まっすぐに。ここを奥へ奥へと入っていくのです(2003-5-1 撮影)
この遺跡はアユタヤとは違った文化ですが、そのスケールの大きさとクメール文化の源を感じさせるには十分です。
わずか28バーツ(90円)で行けるとは本当にタイと言う国は、ものすごい文化的財産が眠っているものだ。
ピーマイ ピーマイ
左はピーマイ遺跡の全景。典型的なアングル
右は遺跡の中にあるコインの投げ入れ占い。(2003-5-1 撮影)
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ピーマイ   ピーマイ
遺跡に中の中央に安置されている仏像です。
ピーマイ遺跡をバックに1枚だけの記念写真(2003-5-1 撮影)

遺跡めぐりの帰りに近くの食堂でイサーン料理を味わい、バス停では高校3年生の女学生集団とがなにやら私に話しかけてきた。
こんな田舎町に外国人が来るなんて珍しいのかもしれません。それも英会話が出来るのでうれしくて話しかけてくる。多分あちらは5人もいたから怖くないのでしょう。一人の女子高校生ならば多分恥ずかしくて話をしてくるなどとは考えられません。集団心理で次から次へと質問が来て、時間つぶしには良かった。
帰りのバスに乗ってコラートのホテルに戻ったのは、午後2時頃であった。

ピーマイ ピーマイ
遺跡からまっすぐに伸びている道路を数百メートル歩くと、この外壁にたどり着きます。この外壁に守られていたのですね。この門が出入り口の一つであったわけです。
コラートからピーマイへ行くときのバスターミナルです。ここから28バーツ(90円)で60km離れているピーマイまで行けるのです。冷房はついていません。(2003-5-1 撮影)
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ピーマイ ピーマイ
ピーマイまでの赤バスと帰りに遺跡を横の方から見る(2003-5-1 撮影)

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ピーマイ ピーマイ
バスターミナルの方向から見る遺跡。きれいな幾何学の美しさを保っている(2003-5-1 撮影)
右は遺跡の中央。

ホテルに戻って、暑かった一日を振り返って、一人旅の良さを味わった。
ここでシャワーを浴びてから一眠りした。午後5時過ぎに夜の散策に街へ出掛けた。



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