トップページに戻る

サムイ島、タオ島への旅

サムイ島を訪れ、暇を見つけてタオ島への旅も実行してみました。
このページは写真の大きさの都合で画面を最大にしてご覧いただく事をお薦めいたします。

● 2004年8月14日(土)(サムイ島へ)
ホアランポーン駅を定刻にでた寝台列車は順調に南下していきました。今回はカミさんと一緒なので気が楽でした。
私は早朝の3時頃目を覚ましました。
暑い夜なので冷房が掛かっていたのですが、それがまた温度調節が出来ないものみたいです。従って2段ベッドの上の段の私は冷風がもろに身体に降りかかり寒くて目が覚めたのでした。
タイの列車は時刻通りには運行しない。前回(2004年のゴールデンウイーク)もこの列車でスラタニまで行った時も2時間くらい遅れて到着しました。
    
上の写真は1等寝台の上のベッドです。上の席は外は全く見えません。出来れば下の席の方が景色が見えますのでお得です。価格はホアランポーンからスラタニまで1,139バーツでした。(2004-8-13撮影)
右の写真はこれから行くチャウエンビーチでの食堂での朝日です。(2004-8-14午前6時撮影)

ところが今回は珍しく、定刻とおりであった。あと10分でスラタニです。と車掌が部屋に来てくれました。あわてて荷物をまとめ、降りる準備をしました。 外はまだ暗い午前4時にスラタニの駅に到着しました。
プラットホームに降りると、旅行代理店のおじさんが何処に行くのか?と客引きにまいります。サムイ島へ行きたいと言うと、そのまま、お店(駅前の小さなレストラン)へ案内され、そこで、朝食を注文しながら、サムイまでのチケットを購入しました。
壁には160バーツと書いてあるのに、朝早い便は250バーツであると主張され、250バーツ支払い、午前5時30分のミニバスに乗って出発しました。どうもこのスラタニの駅前の代理店は料金が?である。 途中は何事も無く、順調で、こんなに飛ばさなくても良いのにと思うほど、ミニバスは、国道410を西に走り、約1時間でフェリー乗り場に到着しました。

   
左はサムイへ行くための船着場です。この正面にあるフェリーに乗り込むのです。右にある桟橋を歩いて乗り込みます。右の写真はこの時丁度朝日が昇ってくる時間でした。朝焼けの美しい雲が目に飛び込んできました。(2004-8-13)

フェリーは7時30分発で、お客も少なく、何なく乗り込めました。 車の乗り場には"徐行"と漢字で書いてありましたがほとんど全ての運転手には意味が分からないでしょうねと思いました。このフェリーは多分、日本で使われていたフェリーを中古で購入したのでしょう。昔の日本語がそのまま書き残されていたのでした。 比較的大きな船で、これなら大丈夫だなと安心感がありました。
うとうととしている船旅も1時間でサムイに到着です。 初めてのサムイの感想としては、予想していたより大きな島で、海の青さも思っていたよりも青くなかった。 それでも朝が早いせいかなと思いながらも下船と同時に声を掛けてきたメータータクシーに乗って、チャウエンビーチのホテルに無事到着しました。


    
左はチャウエンビーチの全景です。この美しい砂浜で何もしない贅沢を!右は宿泊したホテルのレストランです。朝食時に海辺に向ってシャッターを切りました。

TAXI料金は278バーツでした。(最初は400バーツと声をかけてきましたが・・・・帰りはソウテイで50バーツでした。・・参考までに!) この日は疲れを取る為にもシャワーの後にひたすら寝ました。
夕方には、友人から教えて貰った、ムワンレクタンホテルの東屋へ食事に行きましたが、本当にサムイらしいのんびりとした中にタイの伝統みたいなものを感じさせるすばらしい食事をいただけました。 食事も美味しく、とにかく雰囲気が最高で、ここはサムイの中でもお薦めですね。友人の皆様、ご推薦、ありがとうございました。

   
ムワンレクタンホテルにある東屋・・・ここはお薦め・・・・・・・・右はホテルの前の朝日です。静かに昇る朝日が穏やかな海を染めます。

● 8月15日(日)
海の波が聞こえてきそうなホテルのコテージは、海辺から3軒目でした。
この日は朝焼けの海から上がる太陽がとてもきれいでした。 本当にサムイに来て良かったなと思える朝でした。 水平線から昇る太陽は、真っ赤に雲を染め、ゆっくりと動いています。こんなに早いのにちらほらと水着姿も見かけます。 この景色もご馳走にしながら朝食のバイキングをほおばりました。

その後、像のトレッキングに行く事にしてありましたので、旅行代理店のお迎えの車に乗って、サファリーにやってきました。 午前中はこのエレファントショウとトレッキングに時間を費やし、午後はチャウエンビーチにて久しぶりの海水浴としました。

           
近くの像のショウは面白かった。右は像のトレッキングに行ってみたので、その時のっ記念写真。めったに夫婦で揃って写真を撮る事などはないけれども、この時ばかりは私のデジカメをガイドに渡して撮影しました。

白い砂浜は足の裏に吸い付きますし、水辺の日除け付きのベッドでうたた寝をしながら、何もしない贅沢を心から堪能して夕方まで海辺にて過ごしました。 本当に、こんなのんびりとした事は何時依頼であったのかな?と常日頃の喧騒が、嘘のようでした。 夕方にはガイドブックに乗っていたシーフードレストラン(チャウエンビーチのほぼ中央のフィッシュセンター)にて伊勢海老の丸焼きと貝柱の煮付け、それにトートマンパー、玉子焼きとバッタイを注文し腹いっぱいでホテルに戻ってきました。 このフィッシュセンターは"るるぶ"に掲載されていましたがお薦めではありません。あまりにも高すぎます。平気で数百バーツと言ってきますし、これではこのお店は長続きはしないでしょう。
今ではインターネットとか掲示板から入手する情報が確かですね


● 8月16日(月)(タオ島への一日旅行)
この日はタオ島への一日ツアーに出掛けました。
朝のホテルで待っているとピックアップに来てくれます。料金は旅行代理店では1600バーツと言っていましたが宿泊しているホテルのフロントが"1400バーツ"で行けますよと言う。二人で2800バーツを支払い、船着場に到着しました。(料金は昨日払い)
船着場はホテルから10分、飛行場から5分のところでした。 いよいよタオ島へのツアーの出発です。 水着の上に、Tシャツを着込んだだけのラフなスタイルで、世界中から来ている観光客に混じってのスピードボートでした。 日本人とイタリア人の混血の兄弟に出会った以外は日本人を見かけませんでした。
このスピードボートが曲者で、何も知らない私達は比較的前方に座ったのが間違いでした。 大きな波を乗り切るたびにボートはジャンプし、波にたたきつけられます。その音と衝撃はお知りにモロに応えます。たまには大きくジャンプし頭もぶつけます。もちろん波をかぶりますので、全身ずぶ濡れになりました。 この状態が1時間半続いて、やっとタオ島に到着しました。
このスピードボートの印象はよろしくありませんでした。もし乗られるのならば、最も後ろのスクリュウに近いところがお薦めです。ここならばジャンプしないからです。 タオ島に到着したとたんに吐き気が来て、今朝の朝食分をそのまま魚のえさに吐き出しました。

    
パンをちぎって握りながら水中に差し出すだけで、魚の群れが近寄ってきて、ぱくついてきます。これが一番楽しかったみたいでした。人が近ずくと逃げるのが当たり前の小魚がこのタオ島では逆に近寄ってきました。カミさんは魚に指を噛まれたと言っていました。

着いたところは、小さな湾で、パンを投げると小魚が寄ってきます。手で掴んだままパンを水中に沈めるだけで魚たちが突っついてきます。これはなるほど、観光客の喜びそうな体験であります。 ここでスノーケルンを1時間ほどしました。海底はサンゴの海でした。でもあの美しいサンゴではなく、かなり死んでいる珊瑚が多かったと思いました。 でも魚は豊富で、スノーケルンを楽しむのには十分でした。

    
綺麗な砂浜が二つの島を結びます。満潮ですと海に潜るのだそうです。本当に美しいところであります。この山頂までは歩いて10分くらい掛かります。この海でシュノーケルンです。

その後、スピードボートは昼食の為に、小さな村に立ち寄りました。 そして、あの有名な島と島の間を白砂が結んでいる観光地に立ち寄り、ここでもスノーケルンとかカヌーをしてたっぷりと時間を使いました。 海はここの方がきれいで、波間に魚たちがえさを求めて寄ってきます。タオ島はここがお奨めかも知れません。 この島の頂上までは歩いて10分くらいです。ここからの眺めが最高で、良く絵葉書などに載っている光景であります。 とにかく自然を堪能した我々は、あの地獄のような(波が静かならば快適なのでしょう・・・)スピードボートに乗ってサムイ島までたどり着いたのは午後5時でありました。 この日はタイマッサージを2時間して、夕食はフードセンターのフ−ドセンタ-内の店ピ−ス−ンへ出掛けました。 ここは格安のシーフードが食べられます。フ−ドセンタ-内の店ピ−ス−ンはお薦めであります。とにかく新鮮な海鮮が格安で食べられます。

   
ここは友人に教えていただいたfood centerの中にある、ピースンの店の前にある食材です。
ここは本当にお薦めのレストランで、価格、味、雰囲気はリーズナブルです。

● 8月17日(火) いよいよ、サムイ島最後の日になりました。
朝から何もしないで、ポケーと海岸にて寝転んでいました。 出発前にタイマッサージをして、フェリーとバスを乗り継いでスラタニの列車の駅までの旅です。 ホテルの前の旅行代理店にて、この船とバスをセットしてったチケットを購入したのですが、思っていたフェリーではなく、通常の船でした。(250バーツの支払いを要求されました。でももらったチケットには150と印刷されていましたが・・・・?) この船は来た時のフェリーよりも遅く、また本数も少ないので、困りました。

      
これがサムイのナコンからすらたにまで乗り込んだ船です。たまたまタオ島からお客を積んで、ナコンの桟橋へ接岸する時に撮影しました。右はこの船内であります。もすい次にタオ島へ行くのでしたら、この船で行く事をお薦めいたします。

せっかく早めにホテルを出たのにナコンの船着場で1時間30分待たされました。おかげでスラタニの駅にバスが到着したのと同時に列車がプラットホームに着き、あわてました。 これもタイでは珍しく、時間通りの定刻出発でありました。
どうせ遅れるタイの国鉄とタカをくくっていたのが間違いで、スラタニの駅に着いた時にはすでにこの寝台列車はプラットホームにいました。もし途中でバスが渋滞に捕まっていたら、寝台には載れませんでしたね。 プラットホームで焼き鳥の串物を数本とビールを3本買いこんで出発です。 本来ならば、飛行機でバンコクまで帰っても良いのですが、あえて寝台列車の往復にしました。 出発後に、すでに経験済みのルームサービスを追加して、食事としました。 なぜか分からないのですが、今回は寒くなかった。冷房が程よく効いていて、眠れない事はなかった。

● 8月17日(火)
これまた珍しく、定刻の10分後の朝5時40分にホアランポーンに到着しました。
駅の構内で朝食をとり、今夜の宿であるペニンシュラへ直行しました。

トップページに戻る