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タイとシンガポールへの旅

2012-11月のタイとシンガポール
 このたび私は家内と共に、タイとシンガポールを訪れました。

2012年11月14日の深夜便でバンコクに到着しました。

早朝の6時10分にスワンナブーム国際空港に到着し、ホテルには7時30分に着いた。

TAXIが通常ならば200バーツ弱のはずだが、450バーツ要求されたが仕方がなかった。

とにかく今回は家内と一緒の旅行なので、慎重に動かざるを得ない。

まずは、シャワーを浴びてから、スリンへの旅行の列車のチケットを購入する為に行動した。

また携帯電話のSIMも購入する必要があった。

 

早速SIMを近くのコンビニへ行って購入しました。100バーツ分のリフィールカードを購入し IN PUTしました。

そしてスリンへの列車の予約を旅行代理店へ行って実施しましたが、これが難航し結局寝台は取れませんでした。通常座席の夜行列車であります。仕方がないけれど、悔いが残りました。やはり象祭りの列車とホテルはなかなか取れません。

またロイカトンのスコータイ行きの飛行機も3700バーツもしますし、満席に近い状態でした。これはバスで行くしかないかな?バスならばせいぜい300バーツです。

 

そして大事件が発生しました。なんと予約しておいた車が手違いで初日のみの確保しかしていない事が判明し、困りました。私の知りうる限りの友人に電話して、車の確保を依頼しました。返事は夕方になるそうです。

 

初日の昼と夜はおいしいタイ料理で大満足した家内でした。

午後、時間があったのでシャイアムにある水族館を見学してきました。

東洋一と言うだけあって、見ごたえがありました。孫を連れてきたら、さぞ、喜ぶだろうと思いました。入り口から入ると真っ先に目に留まったのがなんと、駿河湾の高足蟹の群れでした。世界に静岡しか住んでいない高足蟹をもっと静岡がPRすべきだと思いました。

 

夕方、現地の旅行社から電話が入って、車の確保が出来たとの事でした。安心しましたが、通常の料金の2倍近い金額でしたが、仕方がありません。これで手を打ちました。友人たちが来るのに車が無いのでは本当に困りましますので!

要は需要と供給の問題ですね。夕食は現地へロングステイしている友人とご一緒しました。

 

私ども夫婦が到着した後、5日後にチョイワル親父の仲間が8人バンコクに来るのであります。その為のレンタカーの確保は絶対に必要でありました。

 

11月15日はプレジデントCCでゴルフをしました。前半は絶好調で東コースの7番まで4オーバでしたが8番でバンカーに入れ、なんとかパーセーブを試みて、ホームランしてトリプルになり万事休すでした。

でも楽しいラウンドで、ゴルフ場のレストランは高くてまずいので、ゴルフ場から10分くらい車で走ったところにあるレストランで昼食としましたが、大正解でした。

田んぼを眺めながら青サギがミミズをついばむのを眺めながら、冷たい現地ビールを飲みながら、ここでしか味わえないローカルなタイ料理を食べておなかを満腹にしました。それでもびっくりするほどの安い金額の請求でした。家内はゴルフ場ではいつも読みきれない本を持参し、それを読みきった時に私がラウンドを終えてきましたので満足でした。彼女は私と趣味が全く異なっていますので、仕方がありません。彼女の得意は文学と芸能です。私の得意は歴史とスポーツと地理、技術一般であります。要は技術系は私、文系は家内です。

このローカルなレストランを家内は気に入りました。ゴルフ場のレストランで食事をするのは得策でない事をあらためて感じました。このレストランの回りは田んぼです。その田んぼには苗が植わっていました。その苗の周りに青サギが散歩しながら餌をついばんでいます。のどかな光景です。家内はこの光景がかなり印象に残ったらしく、旅にでて本当に良かったと言っていました。

 

夕方ホテルに戻り、エンポリアムを散策しながら夕食をとり、急ぎ、フアランポーンに出かけてスリンへの列車の旅にしました。家内とは数年前、サムイ島まで飛行機をやめて列車で行った事があるので特に抵抗はありませんでした。

 

11月17日(土)

スリンへの列車は当初寝台列車にするつもりでしたが、空席がなく、やむを得ず3等座席になりました。でもかなりの角度にリクライニングが出来ますので、寝ることは出来ました。5時15分到着の予定が、約1時間遅れてスリンに到着しましたが、この乾季の季節なのに雷を伴ったひどい雨になりました。スリン駅の駅前広場が水びだしであります。

駅前のソーメン屋まで、その水溜りをがまんして駆け足で入り、朝食としました。

このままでは象祭りが開催されないか気をもんでいましたが、1時間もすると雨も小降りになりました。そこで少し早めですが、午前7時半にサムロー(人力車)をチャーターして祭り会場に到着しました。この象祭りも2度目ですので大体の様子は分かっています。

会場の入り口は正面と裏面の2箇所あり、正面は350バーツ、裏面は300バーツです。以前に来た時には正面の入口から入って見ましたので、今回は裏正面の入口から300バーツの料金を支払って入場しました。どちらかと言うと裏正面の方がお奨めです。安い事と太陽を背中から受ける為写真を撮りやすいし、比較的暑くないのです。正面の入り口から入ると観覧席がもろに太陽を浴びて暑いし、写真が取りにくいです。

今日は雨でしたので、暑くは無く涼しかった。

祭りそのものは、全部で300頭くらいの象が会場で演技をしたり、サッカーをしたり、綱引きをしたりして午前9時から午後1時まで、実施してくれました。

演技と演技の間もわずか数秒で繋ぎますので、見飽きることはありません。ただ、数年前の演目とは異なっていました。

こんなに多くの象を一会場で見る事は、ここしかないと思います。その迫力は一度は見ておきたい祭りの一つであります。

  
これがスリンの象祭り。すばらしい迫力でした。(2012-11月18日撮影)

バンコクへの帰りは列車を予約していたのですが、少しでもバンコクに到着する時間を早くして、寝る時間がほしいと思い、バスステーションに立ち寄ってバスを予約しました。そして列車のチケットをキャンセルしました。(パスポートが必要でした)

そして、この日の午後4時15分にスリンを出てバンコクのモーチットに23時に到着いたしました。スリンのホテルが取れないので強行な日程ですが、家内もなんとかついてきてくれました。

  
アユタヤ世界遺産                       この遺跡を象で散策する私たち夫婦(ともに良い夫婦日である11月22日撮影)

11月18日(日曜日)はバンコク市内の観光と、ノンタブリへのチャオプラヤ川のクルージングを楽しみました。

 

1119日から24日まで、友人8名が訪タイし、ゴルフに観光にお付き合いし、大変でしたがなんとかスケジュールをこなしました。

   
ブランコで有名なワットスタット         バンパイン宮殿の私たち

11月27日

スコータイへの旅

26日のプレジデントでのゴルフが終わり、帰りのTAXIにモーチットまで回って貰い、スコータイまでのバスのチケットを買いました。約400バーツ(1100円くらい)弱の値段でした。家内と二人分を購入してホテルに戻りました。

そして27日の午前9時半にホテルをチェックアウトし、モーチットのバスターミナルまでTAXIで飛ばし、午前10時半発のバスに乗り込むことが出来ました。しかしここへ来る途中の高速道路が渋滞していてヒヤヒヤしました。もう少し時間に余裕が欲しかったですね。

さらにこのバスターミナルはものすごく大きいので6番のプラットホームからのったのですが、ここを探すのに10分くらいかかりました。

乗ってしまえばあとはスコータイに着くばかりなのですが、エアコンが効きすぎて寒いのです。車内の温度が12℃の表示が出ました。とても寒いので、長袖と長ズボンが必要でした。途中から車掌がこれに気が付き設定を変えたので18℃くらいになりましたので助かりました。途中、インブリといおう小さな村で30分休憩しここで昼食でした。クッティオを食べたのですが、バス代金の中にこの食事代が入っていました。

そして午後5時にスコータイに到着しました。しかしこのバスターミナルから予約してあるホテルまで12kmあるそうです。

260バーツの値で交渉がまとまりTAXIでホテルに到着し、シャワーを浴びてベッドインです。

 

11月28日は満月です。この日がロイカトンの開催日です。でも24日から28日までこのお祭りはあったみたいです。でも最高潮は28日でした。

入場券は遺跡公園の入り口で売っています。500バーツですが、この券が無ければせっかくのロイカトンの舞台踊りが見れません。前日の予約はありませんでした。当日の午前10時から売り出されます。従って9時30分にはこの券売り場に並ぶ必要があります。

 

ところが実際に買えたのは午前10時20分でした。しかも前日の予約販売はしないと言っていたのに、席次表を見ると、前から十数列はすでに完売でありました。残りのわずか2列、後ろから2列目の席のみ買うことが出来ました。席の多くがパッケージツアーの客で予約販売されていたのでした。私のように個人で購入するのは、当日の定刻に並ぶしかないのであります。それも末席でした。

でも良く見えました。実はこのロイカートンの舞台踊りは午後7時半開演と午後9時開演の2回実施されま下。午後9時からのものは、だいぶ演目が省略されていますので、午後7時30分のものがお得です。

踊りのストーリーはスコータイの民が外敵に襲われて、奴隷になったりし、貧しい生活を送っていましたが、ラムカムヘン王が、スータイの民を救って、人民を幸せにする物語です。国王と王妃が灯篭を池に放つ瞬間が、踊りのクライマックスです。総勢300人くらいのキャストが全員舞台にでて、スコータイ遺跡をバックに、光の効果と音響効果が抜群で、しかも花火も上がりました。奥行きの大きな舞台ではるか遠くから主役が出てくるその様はお見事で、多くの観客が魅了されていました。

なるほど、今まで多くの友人がスコータイのロイカートンは見ごたえがあるよと言っていた意味がこれで分かりました。家内も満足したようでしたし、周りの日本人客からも驚嘆の日本語が私の耳に飛び込んできました。本当に価値のある踊りでした。

  
これがロイカートンのメイン会場の様子。遺跡の中から、役者が出てきます。すばらしい。2012年11月28日の満月の夜撮影

実はチケット購入し、昼食を食べたり、遺跡をぶらつきながら時間を潰したのですが、お祭りの大行列が午後3時から実施されました。この行列が大きなもので、こんなに大きな行列は見たことがありません。スタートから終わりまで約2時間かかりました。何でもこの近隣の市町村別に9チームがスコータイ王朝時代の衣装で行列してきます。それはそれは見事でした。夕日に照らされて、とても暑かったですが、行列する人はもっと暑いのでしょう。子供から老若男女が参加するこの行列も見ものです。

おそらく数万人の観光客が押し寄せる、このロイカートンはホテルの予約が出来ません。私は早めの今年の2月にインターネットで家内と二人分確保しておきました。

聞いてみると、スコータイにはホテルが少ないのでピサノロークへホテルを確保しているようでした。でも家内と共にバスでバンコクから来た日本人は居ませんでした。多くの日本人は、往復チャーター車で来ていました。おそらく6000バーツくらい掛けてきています。私たち夫婦は前記しましたが二人で800バーツでおつりが来ました。

この祭りを見て機会があればもう一度来ても良いなと思いました、夜も午後11時過ぎても仕掛け花火をして、楽しんでいるタイ人をみると平和でのびのびしていました。こんなな真夜中に花火を打ち上げる行事は日本にはありません。多くの屋台とか模擬店が出ていろいろなものを売っていますが、食事の多くは完売に近く、夜食用に買おうと思っていたチャーハンは買えませんでした。そこで売れ残りの飲茶とビールを4本買い込んでホテルに戻りました。

このビールがどこにも売っていません。数年前にビールが原因で何か不祥事があったらしいのです。セブンイレブンにだけビールが置いてあったのであります。祭りの会場でビールは飲めないそうですので、ご理解ください。

明日は遺跡めぐりにします。

 

11月29日

朝から曇天の良い日になりました。500バーツで遺跡めぐりにサムローをチャーターして、旅行雑誌にある有名な遺跡を全て回ってきました。

もう私は2度目ですので、様子が分かっています。家内は初めてですので、じっくりと急がずに、一つ一つ丁寧に遺跡とか、お寺を回りスコータイの良さを味わいました。それでも9時からスタートして午後1時には、入り口のレストランに到着し見学を終了しました。おいしいタイ料理を食べホテルに戻ったのは2時ちょっと過ぎでした。途中でビールとジュースとパンを買い込んで昼食の残り物を袋に詰めて持って帰りました。これで今夜の食事と明日の朝の飯がまかなえます。

明日はバスにてチェンマイに移動です。

 

11月30日

サムローに昨日のうちに予約をしておいたので安心していました。午前7時15分にホテルに出迎えに来てくれた。バスターミナルまで、この旧市街からは12kmあります。来た時には260B払いましたが50Bでよいと言う。おかしいなと思いながらサムローに乗り込むと、遺跡公園の入り口について、ここで待っていればバスが来るとの事でした。一人239バーツのチェンマイ行きのチケットをここで購入して待っていると定刻よりも5分遅れで、バスが来ました。座席指定ではありませんので、空いている席を確保して家内とすわりました。途中、いくつもの停車場に立ち寄りながら5時間半掛けてチェンマイに午後1時に到着しました。このバスは学生も乗るし、帰省の兵隊も乗りました。もちろん日本人は我々夫婦のみです。

バスターミナルでは昼食を取ってからホテルへチェックインしようかと思い、うろうろしていると、赤バス(ソウテイ)の運転手に一人40バーツでよいから乗っていけと言われ、ホテル名を告げて、乗り込みました。約20分くらいでホテルに到着しシャワーを浴びて休息です。そして近所のレストランでおいしいパッタイとチャーハンを食べました。この時午後の2時でした。ビールを注文すると、この時間は売れない、しかし机の下でこっそり、目立たないようにビール瓶を隠して飲むのならば売っても良いとの返事でした。

もちろん喉が渇いていたので、注文しました。お店は、もしばれると10万バーツの罰金だそうです。ちなみに帰りに立ち寄ったセブンイレブンもビール販売禁止でした。午後5時以降に販売するのだそうです。家内は日本ではビールを全く飲みませんが、タイのビールは飲み易くておいしいと言って少しは飲んでいます。

ホテルでインターネットサーフィンとメールの整理をして夕方になりました。

夕食は有名な“ファン ペン”というお店に徒歩で行きました。ガイドブックには、ものすごい褒め方でしたが、実際は、私が注文するものが無く、やむなく英語のメニューを指差して4品ほど注文しました。店内はほぼ満員でした。やはり予約を入れて、TAXIで行くべきでした。歩くと予想以上の距離がありました。チャーハン、パップンファイデン、辛さを抜いたヤムウンセン、そしてグリーンカレーと白米を頼んだのですが、いずれもおいしさは抜群でした。ビールを3本飲んで合計536バーツの夕食でしたが満足でした。でもガイドブックに載っていたお奨めのカオソーイもカオマンガイもコームーヤーンもトートマンクンも無いとの事でした。ガイドブックがいい加減なのか、たまたま食材の仕入れがないのかは不明でした。日本人を含め、ツアーガイドに引き攣られながら、来ている観光客が多いのにはびっくりでしたが、ここへ来て良かったと思います。

夕食後ナイトバザーへ出かけ、家内がスラックスを2本買い込んでホテルに戻りチェンマイの最初の夜が更けていきました。明日の夜は家内と夜の散策に出かけます。

 

 

12月1日

いよいよ師走です。早いもので今年もあと1ヶ月しかありません。チェンマイに来た2日目は日本で買った“まっぷる タイ”と言うガイドブックにのっとってチェンマイを観光してきました。このガイドブックがいかにいい加減な事を書いてあるか幾つか身にしみました。

1.レストラン紹介の嘘

@     とっておきのレストランとして“ファン ペン”があり、地元のひとびとに長年愛される老舗食堂、コクのあるカオソーイが楽しめると書いてあるが、私がカオソーイを注文しても無いと答えるばかり。その他トートマンクンも無い。トムカーガイを注文したら、トムヤムクンが出てきた。とにかく嘘だらけでした。

A     伝統的な料理と音楽を堪能 川沿いに建つ古い建物を改築したレストラン“ギャラリー”民族音楽の生演奏が楽しめるムーディーと書いてある。家内がここにはどうしても行きたいというので、夕食に出かけた。まずお客が私たちだけだった。店内はがらんとしていて、2時間近くいたが、私たちの帰り際に2名の外人が来ただけでした。もちろん生演奏も無ければムードも無く、おかしいな?と思いつつ時間が過ぎた、味はまずまずだが、4品(ヤムウンセン、トートマンクン、トムカーガイ、パイナップルの中に詰め込まれたチャーハン)とビール2本で1380Bの請求があり、値段だけはびっくりするほど高かった。ガイドブックにだまされた。このお店はたぶんつぶれるだろうと思いました。料金が高すぎますのでお客が入らないのです。

B     カントークディナーショウ

今回は行っていませんがこれも嘘です。この料理は円卓の中に数種類の料理が出てくるのです。これがビールによく合うとか、マイルドなどと書かれているが、全くの嘘です。ビールにあう味ではなく淡白なだしの聞いていない料理ばかりです。すでに3箇所のカントーク料理を経験しましたがいずれも、味は同じでしたし、おいしいと感じません。ほかにおいしいタイ料理は一杯ありますので、むしろ避けるべき料理と紹介して欲しいものです。

2.寺院めぐりの嘘(ガイドブックの中にある寺院は全て行ってみました)

@     ワット プラ シン

礼拝堂の内部の壁画が当時の人々の生活ぶりが書かれていて興味深いと書いてありましたが、その壁画はいたる所が傷んで見る事が出来ませんでした。

A     ドイステープ ワットプラタート

これはさすがに嘘は無く、チェンマイの寺院の中で家内が最も印象に残ったと言った感想を口にしました。ここはチェンマイの代表的な寺院です。

                     
                        これがドイステープ ワットプラタート 家内が中央に居ます。

B     ワットチェディールワン

ナーガや孔雀などの美しい装飾がなされていると書かれているが、少なくとも、あることはあるが、地震で壊れ、見るも無残でした。

                     
             私はこのお寺 ワットチェディールワンが最も好きです。

C     ワットスワンドーク

美しく壮麗な純白の花園 と表現されています。少なくとも花園は言いすぎです。でもきれいな寺院でした。家内も2番目に印象に残った寺院と言っています。

D     ワットチェンマン

必見なのは礼拝堂の中にある大理石と水晶の仏像と書かれていますが、どんなに探しても見当たりませんでした。

3.ナイトマーケットの嘘

掘り出し物を探せ・・・と書いてありました。

しかし、目に留まったものは全く無し。探すのが下手なのかも知れません。

このようにガイドブックにだまされた一日でした。

 

12月2日

今日はメーサイまで行って少数民族でも観光して来ようかと思ったが、朝7時に出て帰りが夕方の8時過ぎになるので、家内が嫌がった。そこでチェンマイ動物園に行ってジャイアントパンダを見てきた。近くで見ると飽きない動物です。次にどんなしぐさをするか楽しみで、ついつい1時間近くパンダの館の中に居ました。その他の動物は別に目新しいものはありません。でもその都度100Bから450B取られるのには参った。

で良い思い出になりました。昼食はMKでタイスキを食べ午後はホテルで熟睡でした。

 

12月5日

チェンマイを12時20分の格安航空券のAir Asia便は、バンコクのドンムワン空港に着陸し、ここで3時間のトランジットをして、シンガポールには午後8時に到着いたしました。移動日だけでしたが、結構疲れました。ホテルはタウンの真ん中のペニンシュラを予約しておきました。

ここシンガポールは私が32歳の時に、当時の上司に呼びつけられえて、初めての海外出張に来た思い出の場所であります。初めての海外でしたし、それも一人での出張でした、また出張目的が重要で、大きな問題点が発生したので、その原因を調査するだけでなく、当面の対策を施すと共に、根本対策を実行することでした。

今から38年前でした。当時は現地の調査もしないで輸出していましたので、考えられない事故や故障が起こっていました。はやり事前に現地調査して、それに見合ったSPECにて輸出すべきでしたが、世界の隅々まで事前に出張することは物理的に不可なのでありました。苦しい調査と実験で、その原因を突き止めて、対策してきた思い出の地は当時は地下鉄もなく全て自動車での移動でした。懐かしい思い出を手繰りしながら観光してみました。

 

12月5日のホテルにて

ホテルを出て、朝食を食べに街にでますと、2階建てのオープンになった観光バスが走っていましたので、これに乗ろうと思い、乗り場を探しました。少し歩くとクラーク キーという場所から乗る事が出来ました。

これに家内と乗り込んでシンガポール中を見学いたしました。オーチャード、リトルインディア、チャイナタウン、そしてマリーナ、官庁街など座りながら見て覚えられます。

イヤーフォーンからは日本語での解説も流れていますので、便利でした。(この情報が日本の観光雑誌“るるぶ”には載っていません)これはお奨めであります。

全てをみるには1時間半かかりました。そして午後の暑い時間はホテルに帰ってシャワーを浴びて休養し、夕方から、あの有名な屋上にプールのあるホテルへ出かけ、夜のシンガポールの夜景を堪能してまいりました。ここでの夕食は日本円で2万円くらいしますので、ここは見るだけにして、夕食はこのおホテルの前にあるショッピングモールの中にある、フードコートでビール2本と飲茶を飲食し、とてもリーズナブルでした。スケートリンクの周りがこのフードコートになっていました。

 
    マーライオンのライトアップ 歩いていけました。  
3つのビル(ホテル)の上に乗りかかるような船の形した屋上階、ここにプールがある

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シンガポールの休日としてラッフルズホテルへ出かけて有名人のお泊りになった雰囲気を味わい、中庭でビールとカクテルを昼間から飲んで、その後、ショッピングにオーチャードへ移動し、夜にはクルージングをしながら、シンガポール川を下りながらマリーナ・ベイ。サンズを眺めながら夜景の美しさを堪能致しました。

やはりシンガポールはきれいです。セントーサ観光は今回はやめました。

12月7日

アクシデント発生。

日本への帰国をスムーズにするために、スワンナブウム国際空港の近くにホテルをとった。バンコク市内からこのホテルに向かう途中にTAXIが猛スピード(たぶん120km/h以上)で小さな運河を渡った時に、この橋の頂上付近で、大きくジャンプして、ドスンと地上に落ちて危うく転覆しそうになった。頭を天井にぶつけ(後部座席の安全ベルトは故障していて使えなかった)首に軽い衝撃を受けた後、腰がシート座席に打ち付けられた。私は、特になんとも無かったが、家内は腰を痛め、その場にうずくまった。

ホテルには着いたが、歩けないで車椅子で部屋に入った。

寝ていれば痛くないそうだが、立ち上がるとき、ならびに座る時、腰の内部で激痛が走るとの事、このままでは飛行機の座席に座れそうもないので、何とかファーストクラスの席を確保して寝た状態で羽田まで到着したい。

羽田到着は129日 早朝の 630分、入国審査が終わって、出てこれるのは7時から730分になると思う。

 

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今朝になって、家内の状態は少し改善された。12時までBEDに横たわっていて、とりあえず、チェックアウトした。部屋が空いていないのだ。ロビーの長いすで横になって痛みを癒す。でもトイレにはゆっくりと歩いて行けるまでになった。

 

あと3時間で空港へ行こうかなと思う。そしてあと6時間後に日本に向かって飛び立つのだが、どうなるか・・・・・?

おかげさまで、二人の息子に電話したら、羽田まで迎えに来てくれるとの回答があった。

うれしい限りだ。

 

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早朝の6時、予定よりも30分早く羽田に着いた、なんとか家内は持ちこたえられた。息子が静岡から迎えに来てくれたので、寝ながら静岡の自宅まで来れた、

家内は腰に注射しコルセットをはめられて、今は静かにしている。

ロングステイの計画には賛同しそうもなくなった。長かったけれども短くもあり、思い出に残る夫婦の旅だった。


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