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チェンマイ訪問


以下のレポートは2002年10月のチェンマイであります。とても楽しかった旅行なのですが、残念ながらデジカメをゴルフバッグのポェットから落下させてしまった為、写真撮影のない旅行になってしまいました。
ところが今回2005年3月1日に2002年の時に訪問した所を再度訪れましたので、写真を追加させていただきます。

●10月28日(月)チェンマイへ

バンコクに着いたのは昨日の午後11時50分だった。
今回の訪問は、お得意さまの団体(33名)がバンコクで研修会があるので、それにお付き合い する事が目的であった。
しかし、その前にチェンマイに行っておきたかったし、2年前にお会いして、そのまま御無沙汰している 友人のKさんにもお会いして、久しぶりのGOLFを満喫したいと思った。
ホテルに着いたのは日にちが変わった深夜の1時頃だったが、今日はチェンマイに行く。
いつものように飛行場に行く前に1ラウンドこなしてからのお出掛けである。

■10月28日(月)

2002年10月28日(月)、朝5時に起きた。まだ外は暗い。
折角の携帯電話もプリペイドカードが期限切れみたいで、通じない。
でも、友人のKさんは、間違いなく来てくれる筈と信じて、 ロビーで待っていると、フロントの従業員が気を利かせて、コーヒーを持って来た。
だめもとと決め付けてコーヒーをすすりながら、 ロビーでポケンと外を見ていると、白塗りの乗用車が止まった。
紛れもない、友人のKさんである。
“携帯にかけても、通じないので、心配したよ”との第一声で始まった会話は懐かしく、 2年ぶりの再会を喜び合って、車のトランクにキャデイバッグを詰め込んだ。
昨夜の深夜にチェックインしたTACはもう朝の5時30分にはチェックアウトしたのでした。
車はそのまま、朝のバンコクを一路北に向かい、
本日のGOLF場(クルンカビーゴルフコース)に着いたのは6時丁度でした。
ゴルフ場
朝のクルンカビーゴルフコース

クルンカビーゴルフコースはドンムアン国際空港の近くです。今回の旅行で唯一撮れた写真です。とても貴重です。
2002-10-28 撮影

朝のGOLF場にて、かゆ(カオトムクン)をすすりながら腹ごしらえして、 いよいよ、今回の旅のスタートショットである。
“ナイスショット”の声と共に、 友人との楽しいラウンドは午前11時には終わっていた。
スコアもまずまずで、今回は楽しい旅になりそうな予感がした。
昼食をGOLF場の食堂でタイ料理を注文し、ゆっくりと食べて、 その後、近くのドンムアン空港に着いたのは午後1時少し前の時間であった。
空港までの道路沿いにある運河は例年よりも水が多く、もう少しで冠水しそうな所もあった。

ここで大失敗をしでかした。なんとデジカメを道路に落としてしまったのだ。
“ゴン”という鈍い音がしたが、特に損傷もないので、なんともないと思って いたが、リミットスイッチが働かない。電源がONしないのである。
どんな事をしてもNGで、念の為、電池を入れ替えたり、スマートメディアを差し込んだり してみたが、さっぱりだ。
結局、今回の長い旅行は全て映像は撮れなかった。(残念!)

タイの国内旅行はエグゼブティブクラスが割安である。(これも友人に教わった)
ゆっくりとラウンジで、くつろげるし、軽い飲み物も飲める。また、便の変更も 可能で予定よりも1便、早い便でチェンマイに着いた。
チェンマイの国際空港に降り立ったのは14時10分くらいであったろうか。
事前にインターネットで調べて気に入っていたホテルの名前の看板を持っている男 に、“いくらで泊まれるの?”と声を掛けると、1200バーツと言う。直ぐに高い からまけてくれと交渉すると、900バーツまで落ちた。
そこで“3泊するから、もっとまけてほしいよ”と言うと、その男は、ちょっと待って(ローソクーナ)
と言って、電話BOXに入って入った。
多分、ホテルへ電話しているんでしょう。
数分後に出てきた彼は、“700バーツ”で良いよ、と言ってきた。交渉成立である。

生まれて初めて来たチェンマイの地の第一歩は気分良くスタート出来たのでした。
TACの荷物を積み込んだホテル専用のワゴン車は私一人の専用車でした。
他のお客は乗り込まないので、12人乗りのこの車に運ちゃんと私とで空港から、 ホテルまで、しばしのドライブでした。
見るもの全てが目新しいのですが、チェンマイの高原に明白に分かるのは ドイステープの山でした。
そのうちにチェンマイの旧城壁のレンガが見えてきて、ホテルに着いたのは空港から10分くらいであったろうか。
ゆっくりとシャワーを浴びて、夕食を食べに、ナイトバザーへ出掛けた。
ホテルから5分くらいかな?にぎやかな人ごみの中に多くの屋台がありレストランもあり、食べる事には事欠かない。
とりあえず、今回はカメラがないので気楽にターベー門まで行って、 そこからホテルまで歩いて、近くのタイマッサージに入って、体をほぐした。
その後、メル友の紹介でどうしてもチェンマイランドに行きたいので、 トクトクに乗る事にした。
交渉で60バーツという相場で乗ったのだが 雨がぱらついてきた上、交通量が多く、渋滞が激しい。
しかも私の思惑とは全く反対側に行くのである。

一方通行が多いので反対方向に向かってもびっくりしないようにとのガイドブック の表示があったが、それにしても、この運ちゃんは分かっていないのではと思い、 “反対では?”と日本語で声を掛けて、首を横に振りました。
結構、ボディランゲージは通じるもので、運ちゃんは今一度、私のタイ語の“チェンマイランド・・ドを発音しないでチェンマイラン”と言ったら、どうやら 理解したみたい。
近くの現地の人に聞きに行って理解して帰って来た。
やっぱり反対側である。
城壁の中に入って旧市街の狭い道をくるくる回って、なんとか チェンマイランに着いたのはターペー門で乗ってから1時間も掛かっていました。
60バーツ渡すと、またボディーランゲージでもう少し欲しいとの雰囲気である。
勝手に間違えたのは運ちゃんが悪いのだけれども、おかげで、見れないところの見物も出来たので、あと20バーツを渡して、開放された。

■10月29日(火)

朝から、散歩してみた。
ゆっくりとホテルからターベー門まで きょろきょろと辺りを見回しながら、ダウンタウンをハイカイ!
結構、疲れましたが、そこはタイの良いところ、タイマッサージがありますので、 適当に休みながら、地元の市場を見回ってみました。
歴史あるチェンマイの街を大いに満喫しました。

■10月30日(水)

朝、5時に起床。昨日、予約しておいたランナゴルフクラブへたった一人で行く。
外はまだ暗いが、ホテルの前を少し歩くと、トクトクのお兄さんが声をかけてきた。
人目みればキャディーバッグを担いで、歩いている日本人は良い客なのであろう。
“何処へ行くの?”“ランナゴルフ”と答えると、すかさず、“100バーツで行くよ” と言ってきた。さらに迎えにも行くので帰りの時間を教えて“と言ってきた。
あまりタイ語は得意ではないけれども、身振り手振りの動作と、時々理解でき るタイ語を混ぜると、どうも、往復をチャーターしたいらしい。
すかさずOKして、トクトクのお客になって、ゴルフ場まで行った。
走り始めて初めての信号で停車したとたんに、エンジンが止まった。いわゆるスロー が低すぎるのかな?と思ったが、またエンジンを掛けて走り始めた。
停車するたびに 止まるエンジンが、かからなかったらどうなるの?という心配をよそに、なんとか 目的地に着いた。
時間にして20分くらいで着いたが、さすがにトクトクで来る客は珍しいのではないかな?
キャディーさんが迎えに来てくれてたので、そのキャディーの番号を記憶して(これは大事ですよ) それから、トクトクの運ちゃんに100バーツ支払おうとすると、拒否するではないか。
要は、迎えに来たときに一緒で良いといっているらしい。
お金を払わなければ、必ず、迎えにやってくると思い、そのままクラブハウスへと向かった。

キャッシャーに行って約束のプレイ代金(950バーツ)を支払って、1ラウンドを 終わったのが10時であった。トクトクとの約束が正午丁度なので、あとハーフを 回って、駐車場に来て見ると、トクトクの運ちゃんが待機してくれていた。
案ずるより生むが易しであった。
帰りのトクトクは勢い良く、発進すると、ものすごい異常音がするではないか。
“キイー!”と、ものすごい音がエンジン音に混ざって聞こえる。加速も出来ない。
多分、サイドブレーキが掛かったままなのだ。
運ちゃんは一度降りて、点検したけれども、分からない。今一度エンジンを掛けなおして、
そろりそろりと走ったら、今度はOKだ。
サイドブレーキがうまくはずれたと思われる。
なんとかホテルまで持ちこたえてくれよ。と祈りつつホテルに戻るまでの ドライブは快適でした。ビン川のほとりを走ったり、市場の混雑をすり抜けたりで、 無事にホテルに到着した。

“一人でGOLFが出来るのかな?とか、帰りの足はどうすれば確保できるか?”
などということは何も苦労せずに解決してしまった。
ラウンドは絶好調で、ハーフのスコアは46、41、36のまるでいつもは 考えられないくらいの好スコアでした。こんなスコアはめったに出ないぞと 言いながら、“サバーイ、サバーイ”を連発して、気分良く帰って来きました。

この写真は20005−3−2に撮影したランナーの1番
のティーグランドであります。

特にノーズロバーディーが2個、ベタピンバーディーが2個も記録できましたのは ラッキーでした。
それも初めてのチェンマイでコースレイアウトが全く分からない GOLF場での出来事でした。
なにかチェンマイはTACが大好きになりそうな土地になりそうでした。

このゴルフ場は競馬場の中を利用するように作られていました。
あの有名なチェンマイの競馬場は何処なのだろう?などと考えなくても、 その競馬場でGOLFをするとは思いもしなかった。
トクトクでホテルまで帰って来たTACは大笑いするホテルの従業員 (多分トクトクでゴルフに行くのはめったにいないのでは)を尻目に部屋に帰り 、シャワーを浴びてさっぱりした後、うまい飲茶の昼食を一人で摂った。
(12時30分には昼食にありつきました)

午後からは近くのレンタルバイク屋さんでモーターサイクルを100バーツ (半日)でレンタルして、町中を走りまわしました。ちなみに1日なら120バーツです。
この時、デポジットとしてパスポートを預けます。
少し、心配でした。もしこのまま無くなってしまったら?と思うと・・・。
でも、そのお店の机の引き出しには、なんとパスポートがいっぱい詰まっていました。
みんな、預けているんだ、と思うと、なぜか安全なんだと思ってしまい、預けました。
結果的にまったく問題なしでしたが・・・その時は結構勇気が要りましたね。

まず出かけたのはお堀を1週回る事でした。時計回りに回ってみました。
快適でした。なるほど、なるほど、ほぼ正方形のチェンマイの旧市外がこの中に あることが理解できましたし、それぞれのレンガが歴史のひとつひとつを物語 っていました。
ターべ門では、モーターサイクルを停めて、このレンガを触って みました。
 
ターベー門です。(2005−3−1撮影)

冷たい中に、なにか物悲しさを伝えたいみたいな気がしました。西洋人が写真を 撮っていましたが、TACは残念ながら手ぶらでした。
心を転じて今度は反時計回りにまわり、白い仏塔があるはずのワット・スアンドーク へ行く事にしました。
スアンドーク門を左折してしばらく行くと、 ここかなと言う感じの所があったのだけれども、大学みたいな門があるので、 “ここではないなあ”と思って、そのまま直進してみた。
そしたら運河(用水路) みたいな所まで来たので、行き過ぎたと思いUターンをしなくてはならないが、 なんと一方通行ではないか。知らない街をバイクで走る時には、行き過ぎては いけませんね。
そのままUターンは出来ないので、適当な道を曲がり、なんとか遠回りをしてもとの大学みたいな門の在る所に戻った。
そこはまさにワット・スワンドークでした。
バイクのまま境内にはいり、あのすばらしい白い仏塔群を眺めた。

 
ワット・スワンドークです。中にある金色の仏像(左)とワット・スワンドークの全景。2005−3−1撮影

この多くの仏塔の中のいくつかにランナー王国の一族が眠っているはずである。
庭に点々と並ぶ白い仏塔は精妙な美しさを今に伝えている。
次に向かったのは、ワット・ブラシンである。
モトサイは快調にお堀を迂回し、なんなくワット・プラシンに着いた。
チェンマイ最大のワットだそうだ、多くの外国人が見学に訪れていいた。

 
ワット・プアラシンです。この黄金の仏像も見事ですが、ワットの壁に施された細工(壁画)も見逃せません。


次に訪れるときには必ずデジカメを持ってくるようにしようと思いました。
さらにワット・チェディー・アルンに行きました。
これは1391年セーン・ムアン・マー王によって築かれたものである。
さらにその後1454年に 高さ86mもの大仏塔を建立したのであるが、16世紀に起こった大地震により、 半壊し現在では上部が欠けた状態で残存している。

 

 
ワット・チェディー・アルンでありますが、私はこのワットが最も好きです。なぜならばこの地震により欠けた仏塔がなんともいえないアンバランスの魅力がございます。周囲の外壁を司る象の像も見事であります。2005−3−1撮影。



次に旧市外の北東にあるワット・チェンマンにも行ってみた。
これもまた見事な塔があり、象のモチーフは他に見られない貴重な建物である。

 
ワットチェンマンです。奥にある象の像によって支えられている仏塔も見事です。


その後、チェンマイの郊外をモーターサイクルにて行きたいように飛ばしながら 午後6時にレンタサイクルに返して一日が終わった。


■10月31日(木)

昨日の成功がまだ覚めやらないうちにと思い、この日も朝は5時に起きて、 トクトクでGOLF場に出かけ、1ラウンドを消化して、ホテルに帰ってきたのは 10時でした。
それから荷物の片付けとチェックアウトを余裕を持って出来ました。
さらに午後4時20分のFLIGHTを1便早く午後2時に変更して、それでも時間的 な余裕がありましたので、マサージを1時間して、空港行きのリムジンバスに乗りました。
空港では例によってエグゼブティブのラウンジで昼めしとしてコーヒー、ケーキ、 それに果物を頂き、本当に楽しい思い出をあとにバンコクへ戻ってきました。

このバンコクの空港に着いたのは午後3時ころでした。
TAXIに乗り込みスクンミットのホテルまで、高速を使って、快調に来たのですが、なんとものすごい 雨にやられて、久しぶりに味わう、バンコク名物の大渋滞に巻き込まれました。
高速からソイ1へ降りるスロープがなんと30分以上かかり、ソイ1からソイ3 まで40分くらい掛かりました。(わずか100メートルくらいなのに)
その後、ホテルまでさらに時間を費やし、なんと空港からホテルまで通常30分 くらいのところを2時間30分も掛かってしまいました。
こんなこともあるのがバンコクですね。
8年ぶりの洪水を味わったスクンミットの通りが先月の12日でしたので、その名残があり、水位が高い上に すごいスコールみたいな雨が降ったので、渋滞は当然かも知れませんね。
チェンマイのビン川の水位も高かったので、今年はあと3ヶ月くらいはやばいかな?
今度の正月もこんな渋滞もあり得ると心して準備してかかりたいと思います。
(正月休みもまたタイにてGOLF三昧をするつもりですので)

ホテルに着いて、お得意様の御一行様も、日本から着いたばかりでした。
案の定、この大渋滞に巻き込まれて、げんなりしていました。
最初はかなり頭に来たみたいでしたが、最後はあきれて声も出ない状態でした。
この大渋滞がかえって、これからの日程にプラスに作用したのは皮肉でした。
予定が少々狂っても、文句が出ない、御一行様になったのでした。
本来なら御要望が多いであろう、御一行様でしたが・・・・・。
夕食は、パッポンに程近い、COCAレストランでした。
御一行様との同行が始まりました。


以下は2005年3月2日に撮影した自己満足の作品です。
 
有名なドイステープであります。ワットに入った全景(左)と鳴らさないでくださいと書いてあるのに多くの人々が勝手に鳴らす鐘(右)です。
         
これがドイステープにあるワットの全景であります。

 
ドイステープを通り過ぎて10Kmくらい行くとこのモン族の部落にたどり着きます。みやげ物を売っています。観光化していますが、雰囲気は味わえます。
 
これもモン族の部落です。

 
サンカンペーンの温泉です。2箇所あるうちの左側の温泉です。個室は右の写真のようになっていまして、湯上りにビアシンの冷たいものをぐっと飲みました。


庭には間欠泉が吹き上げていました。2005−3−1撮影


 
オールドチェンマイ・カルチャーセンターへ食事に行きました。053-275097へ事前に電話してよい席をBOOKINGしておきました。左の写真がカントーク料理であります。見た目以上に味付けが良く、美味しかったですよ。この器に入っているものは何杯でもお変わり自由ですので。おなか一杯になります。

 
食事はこのタイ舞踊をみながらカントーク料理を頂く事になります。チェンマイに行かれたら一度は味わうと良いと思います。2005−3−1の夜


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