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チェンライ・メイサイ・チェンセーン


●チェンライのホテルにて

観光客が殆ど行かないチェンライへ行ってきました。
その時、泊まったホテルのロビーにあった、ライトアップされた、飾り物?

ホテルロビー
写真は”チェンライのホテルロビー”の中にあった飾り物、とても印象が深かった。

2002-8-11 撮影
●8月9日(金)
タイならではの旅。いきあたりばったりの2002年8月の思い出を綴る。
いつものように、静岡インターチェンジに午前5時30分に出発した車は、順調に名古屋空港に到着したのは、午前8時30分であった。
今回の旅は友人との二人旅であり、途中、一人旅になったり、20人位の大集団になったりする、旅である。友人はタイに赴任した経験があり、タイ語はペラペラで、誠に頼もしいものそのものであります。
何の障害もなく、順調にドンムアン国際空港に到着したのは午後2時でした。TAXIを拾い、スクンビットのホテルに着いたのは午後4時丁度で全て予定通りでした。
大きな変化はなく、相変わらず活気に満ちた、バンコクを味わいながら、さあ、これから楽しい旅が始まるぞと浮き浮きして、まずは、日本へ帰るチケットを買いにスクンビットの通りに出ていつも利用している旅行代理店に行った。
その後、いつも行っているタイ式マッサージへ直行した。午後5時にはマッサージのベッドに寝転んでいたので、最高に効率が良かった。
体中がほぐれた後、日本にいたときに伸ばしていた髪の毛を調髪に、スクンビットのお店に入った。調髪とシャンプーを終えて、すっきりした後、出かけたのは、友人の行きつけの居酒屋でした。私はここ当分禁酒ですので、定食を口にしていました。
ここでの会話が今回の奇妙な旅の始まりでした。
●8月10日(土)初日は小手調べにゴルフのみ

まずは初日、日本からすでに連絡をしてあった、取引先とのGOLFに出かけた。
朝、5時にホテルを出て、6時にはtee off である。まだしらじらとしている朝の空気を切り裂くようなドライバーの金属音が、響き渡り、いよいよ、今回のGOLFの旅のスタート開始である。
場所はラムルッカゴルフ場。きれいな手入れの良い芝は目にも鮮やかで、まずは来て良かったと思った。

ラムルッカゴルフ
写真は”ラムルッカゴルフ場”朝のきれいな空気を胸いっぱいに吸い込んで、Playした。
雨季なので、直射日光も無く、快適そのもの、暑いであろう日本を思い浮かべ、バンコクへ避暑に来たようなゴルフになった。

2002-8-11 撮影

PLAY終了後は例によってタイ式マッサージで体をほぐし、昨夜の居酒屋へ行って、明日の午後の航空券をGETした。6,800バーツで往復ビジネスクラスであった。
昨夜のうちに、今回はチェンライに行くことを決めたのでした。 ●8月11日(日)北部のチェンライへ
その前にタイならではのゴルフ場へ
AIR FORCE(KANTARAT GOLF)ゴルフ場
・飛行場の中のゴルフ場へ

ゴルフが終わって、そのままドンムワン空港まで来ました。
午後、車をそのまま飛行場の駐車場(結果的に3泊4日で750バーツでした)において、バンコクからチェンライまでタイ航空に飛び乗りました。(実は日本を出発する時にはチェンマイに行く予定でしたが、連休で、チケットが取れなかったことと、たまたま初日の夜の居酒屋で、この空軍のGOLF場を視察PLAYした後に、チェンライに行くことに決まったのでした。)
その居酒屋にたまたま居た、旅行代理店の社長にその場で電話してもらい、とってもらった、チケットでした。
それも空席がある便を探してもらい、午後1時に便をとってもらったのでした。(マイペンライ)行き当たりばったりも、ここまでくるといい加減です。これもタイならではですね。
チェンライはタイの北部の中心地のひとつです。人口は5万人くらいかな?・・推定です・・。でも国際空港がありまして、イミグレもありました。
静かな街です。飛行場からダウンタウンまでは車で30分くらいでした。でも大きなビルはなく、静かそのもので、初めての訪問の為にどこに何があるのか分かりません。
しかも急にチェンライ行きを決めたので、事前情報不足でした。そこで夕食はMKでタイスキにしました。
ホテルの前でサムロー(3輪車・・昔のミゼット)を拾いました。
この店は郊外にあったので、15分くらい乗りました。帰りに迎えに来て欲しいと、時間を指定して、帰しました。
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MK
チェンライのMKの店内。この店内で停電があった。

2002-8-13 撮影

MKの味はバンコクと変わりなく、むしろチェンライの方がおいしかった。
夕食中に雷が鳴って停電が3回ほどありました。タイではどのお店にも停電用の予備の照明がありますが、この照明を使ったのは今回が初めてでした。
外はものすごい、本降りで、とても歩ける状態ではありません。待つこと数分で、サムローが来ました。結構、まじめに時間を守ってくれますね。(ありがとう)
実は恥ずかしながら、何度もタイに来ているのですが、午後7時を1時、午後8時を2時と言う事を知りませんでした。このことを知らないで7時に迎えに来いと言って運ちゃんを帰したが、来なかった。タイ人は約束を守らないとぼやいく日本人がいますが、本当は、日本人がタイの習慣を知らないで、勝手に7時に迎えに来ると思っていることを知りました。(皆様ご注意)
ホテルの前にインターネットカフェがあり、自宅へmailして、そのあと、例によりましてタイ式マッサージで、就寝です。

●8月12日(月)チェンライ散策、国境、ゴールデントライアングル(チェンセーン)
チェンライ チェンライ
朝のチェンライ。散歩の途中で
2002-8-12 チェンライにて撮影
まずは北部にあるWATERFORD VALLEYゴルフ場へ出掛けました。
女王陛下の誕生日であるこの日は、郊外にあるGOLF場へ出かけ、程よい汗を流し、この8月の酷暑の中で涼しいPLAYが出来ました。
このGOLF場に行くのには約40分くらいかかりました。
途中、女王陛下の誕生日の式典会場がありまして、その式典に参加する人々の行列に出くわして、珍しく、時間がかかりました。
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 行列 田植え
ゴルフ場へ行く途中にこの女王陛下の誕生日を祝う永い行列に出会う。
2002-8-12 撮影

右の写真はこの時見た田植えの風景。8月に田植えをする事も知りましたが、昔の日本の田植えと同じでした。
本当にタイの王室は国民に慕われていますね。ここチェンライはミャンマー国境に近く、一部にはミャンマーのゲリラも出るとされているのに、これだけの人数の人が着飾って集会に出るのですから、王室人気はたいしたものです。
また、私は何度、訪タイしても農作業を見たことが無かったのですが、この日は、なんと田植えを見ることが出来ました。数人で500坪くらいを植えていましたが、40年前の日本の田園風景でした。
WATERFORD VALLEYゴルフ場へ着きました。
こんな田舎になんと贅沢な設備のGOLF場があるものですね。しかもキャディーは150名も居ると聞いてびっくりしました。
聞くとキャディさんは4回/月くらいのお客さんしかないのだそうです。
よく、食っていけるな?と思いつつ、スコアをまとめるよう努力しました。
ゴルフ場の食堂 ゴルフ場
WATERFORD VALLEYゴルフ場を一望出来る食堂。ここでタイ料理を食べる。さわやかな風が心地良い。 2002-8-12 撮影
右はこのWATERFORD VALLEYゴルフ場の最終ホール。クラブハウスに向かって3打目を打つ。
日曜日なのに、PLAYする人は我々だけなのです。(つまり1組のみ)
PLAY中に、はるか、かなたに、あと2組ほど見つけましたが、貸切状態でした。
次に来るときまでにつぶれてしまっているのではないかと、いらぬ心配をしました。
昼飯をGOLF場にて済ませホテルにいったん帰って来たあとで、メイサイとゴールデントライアングル(チェンセーン)へのドライブに出かけました。
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城壁跡 国境
チェンライの昔をしのぶ城壁。わずかに残るこの城壁がビルマとの闘いを思い出させます。

右の写真はメイサイの国境。正面の建物の向こうがミャンマーである。片側3車線広い道路が、国境まで続いていた。道路の両側には密輸品を売る、お店がたくさん並んでいる。店員の多くはミャンマー人で顔に 白い、化粧をしているので、すぐに分かる。

2002-8-12 撮影
一転して、観光モードになり、わくわくしました。来る前までに想像していたタイの北部は山また山のでこぼこ道でした。現実は全く反対で、平野(高原)で国境までの国道は片道2車線の完全舗装でした。
国境の手前1キロはなんと片側3車線となっています。しかも平野なので、国境はどうして作るのだろうと思って見て見たら、わずか15メートルくらいの川幅の川でした。
国境 国境
上の写真の正面の建物の中を通って20mくらい入った所です。国境目と鼻の先。手前はタイの国旗がたなびいています。向こう側にミャンマーの国旗が同じくたなびいています。真の国境です。たまたま数ヶ月前、両国間で銃撃戦がありましたので、ゲートは閉まっていました。

右の写真はミャンマーとタイの国境の川。川の左側の建物がミャンマーである。右側がタイである。雨季なのでこの様に水量が多いのですが、乾季にはこの川もじゃぶじゃぶ歩いて渡れるのだそうです。 もっとも、そのような事をして銃で撃たれても知りませんよ。
2002-8-12 撮影
国境の周辺には密輸品の売買するお店が所狭しと並んでいます。
この密輸品をバンコクに大量に持ってくる輩とか、密入国者を捕まえる為の検問がメーサイへ来る国道に2箇所ありました。
バンコクからメーサイに行く方向には検問はありませんが、帰りには必ず検問が待っています。(実は、帰りはかなり大きなスコールがやって来て、ポリさんは濡れたくないのか、全くのフリーパスでしたが、これもタイらしいですね。)
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ミャンマー人はこのメーサイという町には来ても咎めは無いそうです。でも中には、そのまま、バンコクまで働きに行ってしまう輩も居るみたいです。
メーサイにて、軽く食事をした後、ゴールデントライアングルへ行きました。
メコン川沿いに約1時間ほど走ると、このゴールデントライアングルに着きます。
タイとミャンマーとラオスの3国の国境なのです。
ゴールデントライアングル  ゴールデントライアングル
ミャンマー(緑)とタイ(黄色)とラオス(桃色)の国境である、ゴールデントライアングル。
2002-8-12 撮影

右の写真はミャンマー領にあるタイの持ち物であるカジノへ行く船である。ゴールデントライアングル(チェンセーン)はまさにこの様な川の合流点なのです。
けし(麻薬)の栽培で、かなり有名になりました、この地は、訪れてみたら以外に平和でしたし、特に危険とは思いませんでした。(でも検問があるかもしれませんし、パスポートは持っていきました)
ゴールデントライアングル  メコン川の港
ミャンマーとタイとラオスの国境である、ゴールデントライアングル(チェンセーン)をあらためて感じて下さい。右の絵画がこの景色そのものです。
2002-8-12 撮影
右の写真はメコン川のチェンセーン港で物資を積み込む人達。船名は漢字で明らかに中国の船でした。この船が、この様な山奥でさらに奥地の中国領にさかのぼっていくのです。
ゴールデントライアングルを過ぎて、さらに下流に下ると、チェンセーン港に着きます。港といっても川の港ですので、船が着いているといった感じなのですが、見ると全て中国の船でした。
中国から物資を持ち込んで、またタイの物資を中国に持って帰るのです。
その活力は中国とタイの現在の経済活性を思い出させるのに役立ちました。
ものすごく、一生懸命働いている姿を見ると、日本の駄目さかげんが身にしみました。車はそのまま右に折れて、チェンライに帰ってきました。
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スコール スコール
メイサイへ戻る途中で、急に物凄いスコールが来ました。この様な前が見えないくらいになります。 ぼの物凄いスコールがやんだ後、夕日がきれいでした。
2002-8-12 撮影
チェンライにはおいしいレストランはないとの事でしたので、川のほとりで、車で込み合っている店を探して、入ってみました。
これが大成功で、安くておいしいタイ料理を味わえました。店の名前は川沿いにある"ゲオ"という店です。
レストラン ナイトバザール
レストランから見た川。夕方でしたが、とてもきれいな景色でした。味もおいしかった。 夕食後ナイトバザールに行って見ました。バンコクとは比べ物にはなりませんが、何かほのぼのとした夏祭と言った感じのバザールでした。
2002-8-12 撮影
ナイトバザール
ナイトバザールの中央広場ではこの様なタイのダンスをやっています。

2002-8-12 撮影
●8月13日(火)チェンライ散策、郊外


朝、早く起きて、ホテルの近くを散歩してみた。
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朝のチェンライ 朝のチェンライ
朝のチェンライを散歩していると、この静かな町の良さが強調されます。目立ったものといえばこの時計くらいかな。 朝のチェンライで托鉢する僧侶達。右の建物が、私が泊まったホテルなのです。この建物が町中で最も背が高いものと思われます。
2002-8-13 撮影
今日はダウンタウンから20分くらいで到着するサンチブリゴルフ場にやってきました。
これまた、かなり手入れの行き届いたゴルフ場で、本格的なチャンピオンコースでした。
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朝のチェンライゴルフ場 朝のチェンライゴルフ場
サンチブリゴルフ場である。ダウンタウンから20分くらいで来れます。手入れの行き届いたGOLF場です。
2002-8-13 撮影
少しアップダウンがあり、またチャレンジしてみたいと思わせるのに十分な魅力があります。例によりまして、これまた、貸切状態で、前も、後ろも全くいない中でのんびりとPLAYをしましたが、それでも11時には上がり、昼飯を食べて、ゴルフ場を出ましたのが12時でした。
朝のチェンライゴルフ場
記念にクラブハウスをバックに1枚パチリと撮ってみました。

2002-8-13 撮影

このままホテルに帰るのではなく、温泉に行こうかということになり、なんと温泉に入ることが出来たのです。
国道を北に曲がりメイサイの方向にしばらく走り、なんの目印もないので、分かりずらいのですが、一度来たことがある友人の誘導で温泉に到着しました。
チェンライ温泉 チェンライ温泉
温泉の噴水。ここに付いた時には中央の噴水が勢い良く温泉を10mほど吹き上げていました。またこの噴水を利用してゆで卵を作っています。結構暑い湯です・

2002-8-13 撮影
温泉は地下から10メートルくらい吹き上げていて、その元では、温泉卵をゆでていました。入浴は30分間で30バーツです。専用の個室に直径2メートルくらいの浴槽(かめ)があり、深さは1.5メートルくらいありました。
湯の量が豊富ですし、結構熱いので、10分も入っていれば我慢が出来ないほどです。
肌がぬるぬるしてきますし、血の循環が良くなるような気がしました。
この地方の人は日本人に似て、結構熱い湯に入る週間があるのだそうです。バンコクでは水を浴びますが・・・・。
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チェンライ温泉 メンライ王
温泉の全景。中央の建物に風呂があります。借りてきたレンタカーが見えますが、お客は誰もいませんでした。 右の写真はダウンタウンの中央にあるメンライ王の象。手前の花はクルクマです。とてもきれいで持ちが良く、我家でも球根を買ってきて植えてあります。
2002-8-13 撮影
その後、チェンライ市内を見物し、市民が憩う川べりのリゾート地で、時間をつぶしてホテルに戻りました。
メンライ王
メンライ王は今もなお、ランナータイ王国の建国者として人々の信望を集めている。 2002-8-13 撮影
夕飯が、昨夜の店以外のところへ行こうということになり、行ってみました。
そこで、初めてタイ料理にもまずい店があることを知りました。
私が、食材とか、調味料をバンコクで買い込んで、日本で料理するのですが、イマイチ本物の味がでないのですが、まさにその味と同じものがチェンライにありました。
こんなこともあろうかと想定して、注文を控えめにしておいて良かった。
残飯をそのままにもう1軒、別のレストランに行って見ましたが、ここも同じようにまずかった。
皆様、レストランには、混み合って、時間待ちをするくらいのお店を選びましょうね。
空いているレストランは入るものではありません。駐車場をみれば分かりますよ。
教訓を得た、記念日になりました。

●8月14日(水)チェンライ散策、朝飯前のゴルフ
14日
チェンライ最終日は午後1時のFLIGHTでした。
借りていたレンタカーを返さずにホテルの駐車場に置いておきました。
5時に起床し、5時30分にホテルを出て、このレンタカーに乗り込んで、サンチブリゴルフ場に到着したのは5時50分でした。
まだうす暗い空、キャディーはかなりの人が居ましたが、キャッシャーは出勤していません。
出来ないものと思っていたら、スタートをしましょうと言ってきました。
料金は後払いである。こんなことも初めてであるが、マイペンライのタイならではの出来事のひとつでありました。
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チェンライノゴルフ場 チェンライノゴルフ場
朝のサンチブリゴルフ場。誰もいない貸し切り状態でした。スタートのOUT1番のホールの全景です。
2002-8-13 撮影
昨日回っているので、コースレイアウトも理解していましたので、なんと9時10分には上がりましたので、私のラウンド最短時間の記録(つまり3時間20分)を樹立できました。
そのまま、料金1500バーツを支払って、レンタカーにてホテルに帰り、なんと朝食のクーポン券でそのままホテルの朝食をとりまして、部屋でシャワーを浴びまして、帰り支度を完了したのが11時でした。
まさに朝飯前の1ラウンドでした。
しかもこの後、散歩に出て、おいしい昼飯(スープとか焼き飯)を食べて、ホテルの専用のバスで空港に到着し、ゆっくりとバンコクに帰ってきたのは午後3時でした。
本当に、面白いチェンライの旅にふさわしい一日になりました。


さあ、これで次にはこの続きの旅行記のバンコク安上がり観光へ行きましょう。クリックして下さい。

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