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コラートへの旅

モーチットマイを出たバスは一路、コラートへと言いたい所ですが、まずはサラブリに向かう。
とにかく、例の物売りが乗り込んでくるし、寝てはいられない。しばらくは車外の景色を楽しんでいた。
3時間半くらいで着くと思っていたが、それはどうもサラブリに寄らないでコラートへ直行する場合みたいだ。
サラブリ経由では5時間掛かる事をホアヒンのマッサージ嬢から聞いていた。半信半疑でしたが、12時に出発して、到着が午後4時40分であったので、ほぼ、5時間でした。
途中、かなり大きくてきれいな湖みたいなものがあったが、バスは止ってはくれなかった。
コラートのバスターミナルに着くと、例によってトクトクとの交渉が始まる。予約してあるホテルの名を言って見たが、どうも通じない。
いわゆるバンコク弁では通じないのかな。イサーン弁かもね。

コラートのナイトバザール                コラートのバスターミナル
コラートのナイトバザール。衣料品から食べ物まで何でもある。おいしいものがたくさんあります(2003-4-30撮影)
右の写真:バンコクからここのバスターミナルに到着する。ここでトクトクとの交渉をしてホテルに向かった。(2003-4-30撮影)
とにかく、トクトクにてホテルに向かった、交渉は最初100バーツであったが50バーツでまとまった。
ホテルに着いた。でもどうも違うぞ。だまされたかな?とにかくここではないので、今一度ホテル名を言って、ここに行けと指示した。
運ちゃんは通行人に確認して、ニコニコして戻ってきた。どうやら分かったらしい。
走る事5分くらいで違うホテルに到着した。
しかし、どうも違うな。第一、事前に調べておいたホテルの感じ(規模とか英語表示が無い)が出ていない。
運ちゃんは荷物を降ろし始めたので、フロントへ掛け合ってみたら案の定、ここではない。
フロントでどこかを確認させて、再出発して、また5分くらい走って今度は大きなホテルに到着した。
運ちゃんは間違いなくここだと言い張る。
でもホテルの名前が違うではないか。トホホ
仕方が無いので、このフロントでホテル名を言うと、そのようなホテルではないという。
どうなってしまうんだろうと思っていると、フロントの奥のほうにいる女性がそのホテルの名前は昨年まではこのホテルだと断言した。
なあんだ、名前を変えたのか。そのくらい従業員が特にフロントは知っているはずなのに、全くマイペンライの極楽トンボである。
予約ノートを見たらちゃんと私の名前があるではないか。
それなら、この予約するときに名前が変わっている位言えよ、とかなり頭に来たが、冷静に、冷静に(タイ語でジャイエーンイエーンと言いますが良く使う言葉ですね)と心に誓って、1000バーツ/1泊の予約であったが、900バーツにまけさせた。
フロントでは日本語はもちろん通じませんが、英語もまるで駄目。タイ語しか通じないのだから、全くもう・・・。
地方の一流ホテルとはこんなものかな・・・。
なんだかんだと人騒がせなホテル探しであったが、とにかく部屋に落ち着いて、ホアヒンからの疲れを取るためにまずはシャワーをして、荷物を解き、市内散策へと出掛けてみた。
午後6時でした。

ナイトバザール                    夜のスリナリ
コラートのナイトバザールの入り口です。(2003-4-30撮影)
夜でもスラナリ像への市民のお祈りは盛んです
日はまだあったので、明るく、夕方に掛けての雑踏も楽しいものです。
ナイトバザールにて食事をして、お店を冷やかしたり、質問したりしながら、静かなコラートの夜を散策した。

コラート散策

● 5月1日(木)

朝、ざわざわとした人の雑音みたいなもので目を覚ましてしまった。午前4時である。
午前4時でも日本ならば6時ですので、起きちゃえと思い、そっとカーテンを少し開けて見てびっくりしました。
そこにはコラートの朝市が開催されていました。これは見ない手は無いなと思い、シャワーを浴びて、髭剃り、歯磨きと一通りの身だしなみをして、外に飛び出した。
そこにはまさに50年前の日本の朝市と同じ風景画ありました。いろいろなお店が所狭しと並んでいます。野菜、果物、魚、焼き鳥、もち米、お菓子、おもちゃ、穀物、水、ビニール袋などなど、どうも問屋みたいなお店もあるようでした。
たった5バーツでマンゴウを買いました。(バンコクでは20バーツくらいかな)焼き鳥と生春巻きの野菜入り、そして水を1時間くらい掛けて買いました。
日本人はいませんね。タイ語しか通じない世界でした。
心優しい物売りの若い娘さんから買い込んだこれらのものを部屋に持ってきて、朝食と致しました。
本日はピーマイへ行くつもりだ。

朝食後、TAXIをチャーターしようと思い、フロントに下りて行った。
そしたら、ここからトクトクでバスターミナルまで行って、そこからバスで行けばいいと主張する。仕方が無いので、その通りにするかなと思い、トクトクでバスターミナルまでいくらくらいなのと聞いたら、100バーツとの答えが返ってきた。昨日は50バーツで来たんだよと言うと、信じられない(タイ語でマイチュアと言う)と言いました。昨日は私が値切りすぎた事がここで判明しました。(だからメータータクシーにしてくれれば良いのに)ホテルの前にいるトクトクでバスターミナルへ行き、ピーマイまで28バーツのノンエアコンの赤バスで遺跡散策に行きました。
遺跡はすばらしいの一言です。
・ピーマイ訪問へ
この遺跡はアユタヤとは違った文化ですが、そのスケールの大きさとクメール文化の源を感じさせるには十分です。
わずか28バーツ(90円)で行けるとは本当にタイと言う国は、ものすごい文化的財産が眠っているものだ。
遺跡めぐりの帰りに誓うの食堂でイサーン料理を味わい、バス停では高校3年生の女学生集団とがなにやら私に話しかけてきた。
こんな田舎町に外国人が来るなんて珍しいのかもしれません。それも英会話が出来るのでうれしくて話しかけてくる。多分あちらは5人もいたから怖くないのでしょう。一人の女子高校生ならば多分恥ずかしくて話をしてくるなどとは考えられません。集団心理で次から次へと質問が来て、時間つぶしには良かった。
帰りのバスに乗ってコラートのホテルに戻ったのは、午後2時頃であった。
例のバスターミナルでトクトクと今度はスムーズに交渉し、ホテルまで市内を回りながら帰る事にした。
まずはスリナリ像へ行く。
そして市内を見ながらコラート駅に回ってもらい、写真を撮影してホテルに戻った。
コラート駅              コラート駅
コラートの駅前。(2003-5-1撮影)
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コラート駅             コラート
たまたま来た下り列車をプラットホームにて撮影。(2003-5-1撮影)
右の写真は昼のスラナリ像。お祈りの人が絶えません。(2003-5-1 撮影)

コラート           コラート
スリナリ像の後ろにある旧市内へ入る門です(2003-5-1 撮影)
プラザに近い広場で見かけた小象への餌売り(2003-5-1 撮影)

ここでシャワーを浴びてから一眠りした。午後5時過ぎに夜の散策に街へ出掛けた。

● 5月2日(金)
コラートにもう少し長居をするつもりでしたが、見るものが少ない事と、ゴルフ場が遠いので、本日は途中でゴルフをしながら、バンコクへ帰る事にした。
昨日のうちに予約しておいた乗用車が午前5時にはホテルの前に来ていた。(乗用車のチャーター代金は2500バーツ位するみたいです。私はコラートからカオヤイを見てからサラブリまでと言ったら2000バーツと言って来ましたが1800バーツにまけさせました)チェックアウトして、車は一路、カオヤイへ。途中眠ってしまいました。
気がつくと、トイレ休憩のようです。運ちゃんがトイレに行くので、私も連れションで、水を飲んでから程なくカオヤイ国立公園に到着しました。
タイでは珍しい山とか谷の景色は美しく、日本の山々とよく似ていました。

カオヤイ            カオヤイ
カオヤイ国立公園のビューポイントです。日本ではそれほど珍しい光景ではありませんがタイでこの様な景色を見ることはまれです。山が少ない国ですので。(2003-5-2 撮影)
右の写真はカオヤイ国立公園の観光ガイドのある所。本当に気持ちの良いさわやかな山の香りで一杯です。ここから国立公園としての管理がなされているみたいでした(2003-5-2 撮影)
運ちゃんに“”ゴルフをしたいのだよ、出来るの?“と聞くと、例により、大丈夫ですの答えが返ってきました。
90バーツの国立公園入園料金を支払って、ドライブをしながら今か今かとゴルフ場到着を待っていても一向にそのような様子は見られません。そこで、運ちゃんにゴルフは?と聞いたが、どうもらちがあかない。歩いている人に聞くとCLOSEしていると言うではないか。とにかく行って見ると、なるほどCLOSEしている。そういえばお客が来なければ経営をやっていけないはずである。哀れなつぶれたゴルフ場のぶざまな姿を見せ付けられて、こんな姿になりたくないものだと思い、引き返しました。
このままサラブリまで行っても、仕方が無いけれど、確か4つのゴルフ場がこのカオヤイにはあるはずなので、運ちゃんに別のゴルフ場へいけよ、と指示しましたが、どうもコラートの旅行代理店はゴルフ客を扱っていないみたいでゴルフ場を知らない。
しばらく走っていると、Mission Hills Golf Club Khao Yaiという看板が目に飛び込んできた。その看板を頼りにこのこのゴルフ場に到着したのは10時ころであった。
早速、例によって単独のラウンドをしましたが、1000バーツ丁度でした。
コースはすばらしい出来で、これなら立派にまた来たいと思うコースである。

ミッションヒルズ            ミッションヒルズ
ミッションヒルズゴルフクラブのバックナイン。コースの近くまで山肌(一部岩肌)がせまり、本当にタイではめずらしい山を目の当たりに出来るすばらしいゴルフ場でした。(2003-5-2)撮影
右の写真はミッションヒルズゴルフクラブのコースの一部。池もあり、山も迫ってくるこの景色はタイでは珍しく、週末にはこのカオヤイまでバンコクからもお客様がやってくるのだそうです(2003-5-2)撮影
運ちゃんには午後までゆっくり待っていてもらい、午後1時過ぎに、サラブリまで乗せて行って貰った。本当にたいしてタイ語が出来るわけではないのに、こんなに愉快で楽しい 旅行を実行できた。
サラブリのバスターミナルに着くと、丁度バンコク行きのバスが出るところでありました。待ち時間がゼロで、無事バンコクに到着いたしました。
スリナリ像             モーチットマイ
スリナリさんの広場。本当にこの広場はいつでも人がお祈りで集まっています(2003-5-1)撮影
コラートへ行くバンコクの玄関口。モーチットマイ、北バスターミナル(2003-4-30)撮影

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