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フランス・パリ

フランス・パリ市内散策

●2003年8月12日(火)
昨夜のMilitary Tattooの興奮もあって、比較的早めに起きた。
例によって、朝の散歩も快適であった。
今日はエジンバラから直接フランスのパリに移動である。
朝食をすませて、暫くするとまたまたダビットソン夫人(Nさん)が部屋まで来てくれました。
なんとお忙しいのに空港まで来ていただけるとの事、ますます感謝でありました。
おかげでなんなく空港に着き、チェックインもスムーズで定刻通りに離陸できました。

パリのドゴール空港に予定より少し早く着きましたが、なんとサテライトが空いていないので、暫く待機して 空港ターミナルへ接続いたしました。
初めての空港なので荷物をとるのに少し手間取りましたが、RER(高速郊外鉄道)に乗り込みました。
ところがびっくりしたのは冷房装置がないのであります。外は猛暑である事は間違いありません。
数日前には1日で3,000人の人が死んだと聞いていたが、・・・・なるほど!
車内は40度くらいに上がっていたでしょうね。我慢我慢!早く北駅に着いてTAXIに乗れば・・・。
ところが、北駅に着いたら、なんと大きな駅ではないか。TAXI乗り場がわからない。表示はあるのだが、 見当たらない。なんと駅の反対側まで歩いてしまった。そこに乗り場はあった。
ああーあ、助かった。と思って乗り込んでみたら、冷房がついていない。なんだ、これは・・。
窓を全開しても暑い暑い。早くホテルに着かないかな。地図で確認しておいたら確か北駅から歩いて15分のはずである。 まもなくホテルへついた。外観はまずまずだ。
バウチャーを確認しチェックインして部屋に入った。むっとした空気が部屋中に充満している。エアコンは?と見回したが どこにも無い。なんと空調が付いていないのだ。
ベットとか机を触ると暑く感じるのだ。つまり35度以上の温度になっている。TVでは病院でも空調機が無いので 運び込まれた病人や,もともとひ弱な入院患者が死ぬんだそうです
とんでもない国に来てしまった。早くこの国を脱出したいな!と思いつつ、とにかくここを出る事にした。

TAXIも暑いので地下鉄ならば少しは涼しいかなと思って乗りkんだら、これまた死ぬ思い。全く良く国民が我慢するものだ。 とにかく不満たらたらでレストランへ入った。 レストランは空調が入っていた。しかし能力不足でぜんぜん効かない。料理も味もあったものではない。不機嫌の頂点に達していた。
そしてムーランルージュに入っていった。

以下、お奨めのSPOTを写真付で紹介します。

●ムーランルージュ

ムーランルージュはモンマルトルにある劇場です。
ドガとかロートレックが踊り子という題名で多くの作品を作成していますが、そのモデルになった踊り子が踊っている 劇場であるとの事でした。
従ってここのチケットは入手しにくかったのであらかじめ日本にいる時にインターネットで入手しておいたのでした
モンマルトル  ムーランルージュ
パリに着いて最初に撮った写真(2003年8月12日撮影)
ムーランルージュのお店の全景。(2003年8月12日撮影)

1890年代初頭、ベルエポックの幕開けとともに誕生したムーランルージュ(フランス語で「赤い風車」)は、 100年余の歴史を誇る、世界屈指のナイトスポットです。
夜のとばりが降りるころ、シンボルの赤い風車には灯がともり、店はロートレックの絵の世界そのままの、 ノスタルジックな雰囲気を漂わせます。
歌と踊り、寸劇などによって構成された舞台は、とってもフレンチ。現在のレビューは、 ミレニアム記念として登場の「フェリ」です。ムーランルージュの伝統である本場のフレンチ・カンカンが、 素敵にフィナーレを飾ります。
ムーランルージュは、実に多くの芸術家、有名人たちに愛され続けてきました。 例えば、ロートレック。ムーランルージュの歴史は、彼の名なくして語れません。
彼が描いた踊り子たちの姿、そしてポスターは、ムーランルージュの芸術性を高めてくれました。
さらに、ライザ・ミネリ、エルトン・ジョンといった世界に名だたるアーチストたちがその舞台に立ち、 話題になりました。また、客席からは、エリザベス女王、故元ダイアナ妃をはじめとした各国の国賓や要人、 多くのショービジネス界のスターたちも、ムーランルージュならではの華麗なレビューを堪能しました。

ムーランルージュの中に入るとなんとそこには満員のお客様(多分1000人くらいの客か?)がいた。しかし室内は冷房が良く効いていて 快適なり
本当に生きた心地で、やっと機嫌が直った。
良く冷えたシャンペンがおいしく、さらに豪華絢爛なる踊りは今まで見た事も無いような、華やかさで、われを忘れ大満足でホテルに戻った
踊り子はおっぱい丸出しで、いつも見えているの返っていやらしさが無いのは、照明とか舞台装置とか演出の賜物か?
いずれにしても、やっとパリに来て良かったと思える場面にでくわした。
ホテルに戻り、窓を全開にして(不用心であるが、暑さには勝てない)寝た。


8月13日(水)市内散策

朝は比較的しのぎよかった。気持ちの良い朝である。
今日は市内散策の予定です。朝食をホテルの食堂で摂ったのですが、ここも冷房がなく、不満であった。
昨夜、買っておいた地下鉄の回数券(カルネ)を使って、まず訪れたのは定番のルーブル美術館である
強い日差しの中、すでに長い行列が出来ていました。

●ルーブル美術館

ホテルから地下鉄を乗りついてルーブルに最も近い地下鉄の駅に降りました。すぐ近くにセーヌ川が流れています。 考えてみたら、フランス語は全く分からない、知らない。それなのに地下鉄の切符を買い込んだり、スーパーで 飲み物を買い込む事くらいはやってしまう。
ルーブルの入場券の購入も何事も無かった。
ルーブル美術館   ルーブル美術館
ルーブル美術館の全景(2003年8月13日撮影)
館の前で入場を待つ行列(2003年8月13日撮影)

ルーブル美術館   ルーブル美術館
(2003年8月13日撮影)
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ルーブル美術館   ルーブル美術館
(2003年8月13日撮影)

ルーブル美術館    ルーブル美術館
(2003年8月13日撮影)
(2003年8月13日撮影)
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ルーブル美術館   ルーブル美術館
ミロのビーナスの全景(2003年8月13日撮影)
ミロのビーナスの後姿(2003年8月13日撮影)


芸術の価値は分からないのですが、とにかく教科書に出てくる絵画とか彫刻がいっぱいあった。 迷う会場でガイドブックを片手に出来るだけ効率よく、回ったつもりでしたが、午前9時に入場して 疲れを覚えたので11時で切り上げました
2Fにあるベンチで売店のミネラルウオータがおいしかった。

●オルセー美術館

ルーブルからセーヌ川を渡ればすぐの所にオルセー美術館がある。ぺちゃぺちゃ話をしながらセーヌ川を渡る。 静かなセーヌ川にふさわしくこのオルセー美術館も落ち着いたたたずまいである。
1900年のパリ万国博覧会の時にオレルアン鉄道の終着駅として建てられた駅舎だそうだ。その後、さまざまな用途に 使われてきたが、1986年に今の美術館としてオープンした。

オルセー美術館  オルセー美術館
オルセー美術館の全景(2003年8月13日撮影)

オルセー美術館   オルセー美術館
(2003年8月13日撮影)
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オルセー美術館  オルセー美術館
(2003年8月13日撮影)


●アンバリッド

オルセー美術館を出て、またセーヌ川沿いを散歩しているとほどなく贅沢なアレクサンドル3世橋にでる。ここを 左に曲がるとアンバリッドです。
17世紀にルイ14世が建てた退役軍人の為の廃兵院。現在は軍事博物館でナポレオンの遺体を収めた棺が安置されている。

アンバリッド  アンバリッド
アレクサンドル3世橋(2003年8月13日撮影)
アンバリッドの全景(2003年8月13日撮影)
アンバリッド   アンバリッド
ナポレオンの棺(2003年8月13日撮影)
アンバリッドの全景(2003年8月13日撮影)

ここで昼食をとった。正門の左側の通路に食堂がある。欲しい物をピックアップしてレジで生産するやり方でした。
暑い中、がんばりすぎたので、ミネラルウオータがおいしかった。地下鉄を乗り継いでモンパルナスのビルに向った。

●モンパルナス

地下鉄はモンパルナスの駅に着いた。結構大きな駅だ。目指すはモンパルナス・タワーである。
TGVアトランティック線発着駅でもあるモンパルナス駅のすぐ横にそびえる高さ209mの高層ビル。 下の階はショピングセンター。
モンパルナス・タワー   モンパルナス・タワー
モンパルナス・タワー59階より市内を見る(2003年8月13日撮影)
モンパルナス・タワー59階より市内を見る(2003年8月13日撮影)


●エッフェル塔

1889年のパリ博覧会のために造られた巨大な鉄の塔。鉄製の高架橋の専門家であったエッフェルが設計。 完成当初はパリの美観をそこねると批判も多かったが、今では観光客でいつもにぎわうパリのシンボル。

エッフェル塔    エッフェル塔
左はエッフェル塔へ上る前:午後2時(2003年8月13日撮影)
右はエッフェル塔から降りて:午後6時(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔   エッフェル塔
セーヌ川に行き交う船とエッフェル塔(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔を真下から見たところ(2003年8月13日撮影)

この日は本当に暑く、エッフェル塔の前の噴水では子供だけでなく、大人までも水泳をしていました。 入場券を求める行列も、疲れますし、塔の上に上がっても暑い事には変わりません。ついに帰りの地下鉄の駅までの 間にあるベンチで、休憩しました。疲れを取って涼しくなり掛けた時に、凱旋門まで足を運びました。
エッフェル塔    エッフェル塔
エッフェル塔から見る市内(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔   エッフェル塔
エッフェル塔から見る市内(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔   エッフェル塔
エッフェル塔から見る市内(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔          エッフェル塔
正面のビルはモンタルナス・タワー(2003年8月13日撮影)
エッフェル塔から降りて:午後6時(2003年8月13日撮影)


●凱旋門とシャンゼリーゼ

パリの象徴である凱旋門が目の前でした。このシャンゼリーゼにてデイナーです。
エトワール広場のロータリーの中心にある凱旋門。1806年にナポレオンの提案で着工、1836年に完成した、 高さ49.54m、幅44.82mの門だ。壁面はナポレオンの戦いや義勇軍の出陣を描いた彫刻で飾られている。
中央には第一次大戦で亡くなった無名戦士の墓があり、献花が耐えない。 凱旋門の上にのぼれば、眼下には万華鏡のように変化し続ける車の流れが見られる。
放射線状に広がる12本の大通りから出入りする車は無秩序のようでいてきちんと右優先のルールに基づき流れている。遠方の眺めも素晴らしいが、じっくり下を見つづけたくなるような不思議な光景は凱旋門ならでは。 門までは広場から地下道を利用する。
凱旋門     凱旋門
凱旋門(2003年8月13日撮影)
シャンゼリーゼ(2003年8月13日撮影)

●シャンゼリーゼ通り

全長2km、幅約100mの並木道。ギリシャ・ローマ神話に由来し、楽園を意味する 「エリーゼの野」大通りは、フランス革命記念日(7月14日)や国家的行事にも利用される。
18世紀末には荒涼としていたが、1828年パリ市の管轄になってからは、 ガス灯や噴水で飾られた賑やかな通りとなり、富裕階級の遊び場として栄えた。

この続き(明日)はヴェルサイユ宮殿です。
・ヴェルサイユ宮殿へ
この後約1週間、真珠婚記念の夫婦旅行は続きます。


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