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Exciting! Sydney.



本文は2001年4月に掲載されたものです。このページとは別に1986年のオーストラリア訪問もありますので、ご覧ください。

オーストラリア訪問


2001年の4月7日から6日間オーストラリアのシドニーへ定年を記念してカミサンと楽しんで来ました。これはそもそも、今までいた会社が永年勤続へのご褒美に企画してくれたもので、 費用も会社持ちであったので、気楽でありました。総勢90名くらいの大部隊で、それぞれ同じ年代であったので、話題も共通性があるし、この中に同期生が8名いたのも楽しい理由でもありました。 今まで、海外旅行と言うと一人旅または夫婦で出かけたのがこんなに大勢の団体は初めてでありましたが、違和感はありませんでした。

以下、今回の主な行事を書いてみると
第一日:名古屋空港を出発して、ケアンズ経由でシドニーへ到着しました(翌日の朝になりました)


第二日目:市内観光として、ミセス、マコーミックのポイントからハーバーブリッジを眺めました。見事なまでのその景観は、15年前に訪れた時のままでありました。(下の写真を参照ください) たまたま、日曜日である事とアメリカ海軍の空母が立ち寄っていたので、ものすごい人出でありました。その後オペラハウスへ出掛け、 その前でやっていたソシアルダンスの競技会を眺めました。そしてダーリングハーバーへ移動してオリンピックの柔道会場のすぐ近くでシーフードのランチをとり、ショッピングをしながら、午後の4時に インターコンチネンタルホテルへチェックインしました。そして一休みした後、夕食は豪華にロックスのウオータフロントレストランで、冷えたシーフードの盛り合わせとオイスターのネイチャー、ロブスターの刺し身、ロブスターの煮込み と盛り沢山、ビールと白ワインを数本平らげて、大満足!ちなみに御値段は670$(¥47000)、チップを入れてもこんなに豪華でも¥6000/人でありました。もしオプショナルツアーならば¥20000/人は取られたであろう。 目のまえには満月の下にぽっかりとオペラハウスがライトアップされて、ロマンチックな第一夜となりました。帰りはホテルまでゆっくりと歩いてみました。


ミセス、マコーミックのポイント  ブルーマウンテン
最初に訪れたミセス、マコーミックのポイントです。 シドニーの代表的なスポットでこの写真は翌日の朝食前の散歩で撮影しました。気持ちの良い奇麗な朝でした。(4/9朝撮影)
右はブルーマウンテンのスリーシスタースの岩。ここから見ると雄大なオーストラリア大陸の一端が味わえます。下を覗くとゾッとするくらい谷が深いですよ。(2001/4/9撮影)

第三日目:天気快晴。
寝不足の昨日の強行軍の影響で早めに就寝したが、その為、早朝には目が覚めた。
そこでホテルを抜け出して、王立の植物園内を散歩した。
きれいな芝生だけでなく、多くの草花が目を楽しませてくれた。さらに奥にあるいていくと朝のすがすがしい空気が私たち夫婦を出迎えてくれた。
そして朝日が昇る頃ミセス、マコーミックのポイントについた。これが上にある写真です。
手前の森はまだ暗いのにハーバーブリッジは朝日に輝いています。とても素敵な写真のアングルです。
皆様も朝の散歩にこの植物園をお試しください。
sydney滞在中は私たちは毎朝、この散歩を試みました。とても良かったですよ。

今日はブルーマウンテンへのツアーに参加する日であります。
朝早くバスに乗り込み、一路西へと向かいました。途中、あの有名なオリンピックスタジアムの横を通って、一路ブルーマウンテンへ!到着後、スリーシスターズの岩を見学の後に、谷底めがけて、トロッコ電車に乗ってみました。 帰りはケーブルカーでの往復でした。
ランチは有名なリゾートGOLF場も兼ねている現地のホテルでのバイキングでした。ワイルドライフパーク(動物園)に立ち寄りながらユーカリの植樹をして来ました。5年後にはコアラの餌になるのだそうですのでまたその時に来てみたいです。 ホテルにて、おめかしをしなおして今夜は回るレストランで夜景を見ながらのディナーに出かけました。入国のその時に素早く予約を入れたのが効を奏しました。サミットというレストランで1時間45分でレストランが1周し、夜のシドニーが丸ごと味わえる代物でした。食事は今度は現地のビーフをレアーとミディアムに分けて オーダしさらにサーモンを追加しました。勿論、例によっておいしいワインを飲みたいだけ飲みました。夜景も食事も素晴らしく、それでいて、¥5000/人であがり大満足でした。たいして英語は出来ないのに、ずうずうしい事がこの際、役に立ちました。今夜もホテルまで散歩をしながら帰りました。 奇麗な街でした。
白いカンガルー         コアラ
珍しい白いカンガルー。突然変異でできたそうです。
コアラも大変です。本来は撮影されたくないでしょうね!本来は寝ている筈なのに結構、昼間も餌を食べていました。(4/9撮影)

第四日目:天気は雨のち曇り。この日以降はカミサンと二人っきりの旅にしました。朝から雨が降っていたので、予定を変更して、まず、現代美術館へ行ってみました。シドニー博物館にも行ってみました。次にシティーレールでサーキュラーキーからシティーホールへ移動しました。 駅前には、クイーン・ビクトリア・ビルディングがあり、その何とも言えない中世の時代を思わせるアーケードショッピング街は日本には無い物でした。
多くのブランド店はもちろん、現地のおもしろいお土産屋さんもあるし、気楽にコーヒーを飲めるお店もありました。

クイーンビクトリアビルディングの中
。現地ではQVBで知られている、中世を思わせるショッピングモール。中は一流ブランド のお店とか、ローカル色豊かなお店がある。吹き抜けの通路には手軽なコーヒーショップがあるので、ここで休むのも良い。シドニーへ出掛けたら是非立ち寄りたいポントの一つであります。(4/10撮影)
幾ら、いても飽きないしブランドのお店が一杯あるので良いのであるが、疲れるので、途中で休憩のつもりで、モノレールへ乗って 1周以上乗ってみました。4$でおツリがくるコイン(トークン)を買って乗り込むだけでありますが、景色を観ながら疲れをいやす事が出来ます。途中ハーバーサイドの駅で降りてみたら、回転寿司がありました。食べてみたいという欲求が強く、探し回ってもう諦めていた時に、目の前に店を見つけて、 カミサンと二人で、ぱくつきました。御薦めは地元の魚類とアボガドののり巻きです。特にアボガドはおいしいですよ。雨も上がって、少しのんびりとダーリングハーバを歩きながら水族館に行ってみました。入場料は$19.50(オプショナルツアーでは昼食がついて100$でした)で見る価値はありました。 帰りは水族館から4$でサーキュラーキーまで船旅を楽しみ、夕方からの、全員のメモリアルパーティーに出席しました。


ハーバーブリッジ
サークラーキーから見るハーバーブリッジ。この見事さは世界三大美港の名前にふさわしい景観です。皆様も是非ブリッジの景色を堪能して下さい。(4/11撮影)

第五日目:雲一つ無い快晴。朝、サーキュラーキーからフェリーでマンリーへ行きました(往復$10)。海上からシドニーとかオペラハウスを見るのも面白い。まして快晴の天気でしたから、バッチリでした。船内は客はまばら、マンリーはサーファーの憧れのスポットで当日も波が数メートルの高さまで 岸辺に寄せていました。秋だというのに日差しが強く、痛いくらいに感じました。お目当てのお店が閉まっていたので、早めにサーキュラーキーへ引き返し、時間潰しにオペラハウスへ行ってお土産を購入しました。(この時に大きなアクシデント・・物取りに出会いましてこのページの最後の別項目にて詳細に述べています)昼食後、いよいよ、ブリッジクライムに 挑戦です。

ハーバーブリッジ
ブリッジクライムです。このブリッジのてっぺんと、左の欄干のほぼ中央部を12名のグループが歩いているのが小さく写っていますが御分かりでしょうか? この空中散歩をカミサンとチャレンジしました。お薦めのアクションです。約3時間半掛かりました。 (2001/4/11撮影)
特にお奨めとして、このブリッジクライムがあります。
日本にいる時、数週間前に電話にて予約しましたが、バッチグーで、東は太平洋の水平線、西はブルーマウンテンの山並みを眺め、シドニー湾に夕日が落ちていく散歩は窓が無く、全く音のしないヘリコプターに乗っているようでした。4時間のクライムは本当に2度と味わえないと思うほど最高の天候に恵まれ、感動的でした。 本当にシドニーへ来て良かったと心底感じました。日本人でこのクライムに参加している人はまれで、ほとんどがオージ(オーストラリア人)でした。
次のお奨めがシドニータワーでのディナーであります。
夜は、これまた最高のディナーとしてシドニータワーを選びました。それもレベル1(レベル2、レベル3とあります)をリザーブし、足元まで夜景が見える特上の席にて、シーフードの盛り合わせをオーダーし、ワインを飲みながら2周半ほど、シドニーの夜景を眺めていました。1周が45分ですからやはり2時間位は居た事になります。西はブルーマウンテンの地平線に沈む夕日を眺め、東には水平線が眺められます。それもおいしい食事をしながら、座っているだけで!確か昔、仕事でSYDNEYへ来た時に駐在員ここへつれて来て貰った感激を忘れませんでした。皆様も是非お試しください。
こんなレストランは世界に無いでしょうね。
この次にシドニーへ来た時も必ずここには来ようと思います。二人だけの楽しいディナーでした。これも早い予約がコツでした。

第六日目:帰国
ハーバーブリッジクライム
ブリッジの欄干を登るクルー。(4/11撮影)カミサンと共にこの冒険に挑戦して本当に良かった。素晴らしい思い出を脳裏に刻み込む事が出来ました。
★ブリッジクライム:現地でも人気がある事と人数制限がありますので、日本から予約が必要です。予約はインターネット又は電話です。興味のある方はmail をくだされば、連絡いたします。又はこのぺージの最終行のバナーをクリックして下さい。
どのような事をするかというと、まず、集合は専用のブリッジクライムの事務所です。(TAXIで行くのが良い)そこで予約番号を見せてから、まずビデオで注意事項を見せられます。
その後、アルコール度のチェックを受け、何かアクシデントがあっても責任は本人である事をサインさせられます。12名全員のチームワークが必要ですので、自己紹介をさせられました。 さらに上りと下りと命綱(特製カラミナ)の使い方を学びます。 (ここまで、1時間以上掛かりますが、当然全てネイティブな英語でそれも驚くほど早いスピーチなので、何を言っているのか全く分かりませんが、そこはいかにも理解したような振りをして 他の人のやっている事を真似していたのが実状でした。説明の10%位が理解できた位でしたが、日頃の図々しさで乗り切りましたが、自己紹介を英語でさせられるとは夢にも思いませんでした。) それからOKが出てからブリッジまで歩き出します。ブリッジの上に行けば楽しいですが、行くまでと降りる時が 最も危険です。直登もあるし、下を見るとゾッとします。
でもブリッジの上にでると、この散歩は快適で、苦労しただけのことは有りますし、又挑戦するつもりです。

★ご注意:今回の旅行でオペラハウスで次のような事が有りましたので、お気を付けください。
オペラハウスの売店でショーウインドウの中の品物を注文しました。開ける為の鍵を店員が取りに行きましたがその間、数分掛かりました。
こんなに長い間、待たしておかしいなと思って、 いたら、急に変な匂い(げろを吐いたか下痢をした時の匂い)がして来ました。そしたら見知らぬ婦人が、小生の背中に何か付いていると言いました。
振り返ると、何やらべっとりと液体が付着していました。
変な匂いの源はこれでした。その婦人はさかんに、小生をトイレで上着を脱ぐように言いました。確かにこの状態では多くの方に迷惑になるし、自分自身もこんな匂いではたまらないと頭がパニックになりました。
店から出てトイレの前まで行ったのですが、その入り口に背負っていたバッグを置くのにちょうど良い高さの台があったので、トイレの入り口で、バッグをはずして上着を脱ぎました。”お父さん、バッグがアブナイよ”とカミサンが声を掛けて来ましたが 頭の中はそれどころではなく、その汚物を取るのに夢中でした。結果的にはこのトイレの中に入らない事が良かったと思います。トイレの中には仲間が居ましたから。 その時先ほどの婦人が今度はカミサンにも汚物が付いていると言い出しました。見るとなるほど、ヒドイ匂いでした。カミサンはポーチをしっかりと手に巻き付けていましたから、それを手放せようとの作戦です。
そして、先ほどの婦人が親切に紙をくれるのです。とその時、小生のバッグに手を掛けて持ち去ろうとした男がいました。どうもトイレの中から出て来てさりげなく持って行こうとしたのです。 カミサンがあわててバッグを押さえたところ、その男はいなくなりました。(小生の後ろにバッグがあり、カミサンが神経を使っていてくれたので助かりました。小生からは全く見えない位置にバッグをおいたのはまずかったが、とても 、そこまでの神経を使ってはいられなかった。)
小生はすぐにバッグを背負いカミサンの汚物を拭いてやると、何時の間にかその婦人はいなくなりました。勿論、男もいません。スプレイかチューブみたいなもので、汚物を塗り付けたものと推定します。
”畜生”狙われた。名古屋空港の免税店でものすごく気に入ったブランドの、しかも手に入り憎い帽子を運良く買い込んだので、かぶっていたので狙われたかな?でも実害は無かったが、臭くて歩けない。すぐにホテルに戻り、シャワーを浴びて、 香水を振り掛けて、又、再度出直した次第でした。小生の上着とカミサンのセータとズボンはとても使えないくらい、汚物の匂いが付着して使用できませんでした。
今回は小生は全く物取りとは思いませんでした。しかしカミサンはお店にいる時から、ピーンと来たのだそうです。以前、イタリアのローマで中学生位の2人組に狙われて、その時にも実害は無かったが追いかけて逃げられた経験がありました) お見それいたしました。小生の方がどうもいけませんな!どうも店員もぐるのような気がしました。なかなか鍵を開けないでその間に仲間を呼んで来たみたいな気がしました。土産物屋が売るものをスッと客に見せないなんて有り得ないと思われました。 そして少なくとも女と男はグルでした。
あの有名なオペラハウスの売店(一つしかありませんし、その前がトイレです)がこのザマですから、皆様、気を付けて下さい。 特にオリンピック以降、日本人は狙われる見たいです。小生は貧乏なのにトホホ!
海外ではカジュアルな服装で行きましょう!ブランドは止めましょうね。
オペラハウス
海側から見たオペラハウス。外観がとにかく素晴らしい。然し内装は全く見るものは無いし、コンクリートの打ちっぱなしでありました。こんなにきれいな 姿にも、嫌な思い出が出来てしまいました(4/10撮影)

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