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ゴルフ天国：タイでのゴルフを楽しく遊ぶ方法は？

何人かの友人にタイでのゴルフの遊び方について質問を頂いていますので、ここにまとめてみます。

多くの観光客は、旅行代理店とか現地エージェントに丸投げしてゴルフをしますが、これでは『ゴルフ天国』であるタイでのラウンドは日本と同じくらいのお金が掛かります。

安く、楽しくゴルフを楽しむのには以下のようになされると良いと思います。

１、           日本とタイのゴルフの大きな違いと小さな違い

まず、大きな違いは、キャディーさんが一人に一人ずつ付く事です。これはまるでプロになったような気分が味わえます。

このキャディーさんが美人で親切で、ゴルフを熟知していれば、この日は最高のプレーに変身します。

私の悪友の中には、気に入ったキャディーさんをいつも指定（ｂｏｏｋｉｎｇ）する人もいます。また、なんと夕食にも誘いますし、お気に入りのミヤノーイ（後ほどタイ語の所で詳細を記しますが、直訳すれば御妾さん）にしてしまった人もいます。いずれにしてもこのキャディーさんの良し悪しがかなりスコアに影響する事は日本でも同じですが、なんと言っても１対１のお付き合いをするのですから、なおさら重要です。ゴルフ場に到着してＦＲＯＮＴに行く前に車は必ずキャディーマスター室に立ち寄りますので、その時、一目見て気に入らなければチェンジして貰う勇気も必要であります。（キャディーさんは男もいますし、オカマさんもいますよ）

次の違いは池が多いことと殆どフラットな事です。日本では池があるゴルフ場はその池が美しく評価があがります。私の知る限り池の無いゴルフ場はホアヒンロイヤルくらいなものであります。実はタイはチャオプラヤ川の周辺に発達した国で、大平野なのであります。山が殆どありません。（カンチャナブリとかラヨーンとかカオヤイまで行けば山はありますが）

私が若い頃、工場建設の為に大きな土地を安く買って喜んだ記憶があります。でもその土地に工場を建設する時に買った土地代くらい盛り土代金がかかった覚えがあります。遠い山から何トンもトラックで運ぶのですから高いわけです。

ゴルフ場も砲台グリーンを一つ作るのにものすごい金額がかかります。故にゴルフ場の一角を掘りまして、この盛り土に使いますので、池が自然に出来るのであります。

フラットである理由も。もうお分かりの通り多くは山の無い平らな平野にゴルフ場を作りますので、快適です。要は池にいかに入れないようにショットするかが勝負であります。

その他としまして、一般的に格安であります。（料金は一部を下記いたします）

当然ですがタイは日本よりも暑いです。この暑さのみが日本のゴルフ場と比較して劣るところであります。

しかし１２月から２月の間の乾季は、涼しく快適であります。

もう一つ初めての人に戸惑いが見られるのは、ハーフで休む事はいたしません。必ず１８ホールを休まずに廻ります。従って朝食は必ず食べて、スタートすべきです。ホテルで朝食を摂ってくるのが良いのですが、ゴルフ場でも朝食を食べる事が出来るようになっています。これはタイだけでなくアメリカでもイギリスでもインドネシアでもイタリアでもどこでも１８ホール廻るのが当たり前のスポーツになっています。日本だけハーフで休むのは昼食の売り上げを伸ばしたい為と多くのゴルファーを詰め込む為にとった苦肉の策だったのですね。

２、           タイ、ゴルフの事前準備のご推薦

まずは道具ですが、是非、日本から御自分の物をご持参ください。現地でレンタルもありますが、高い（数百バーツ）だけでなく、痛みがひどく、ナイスショットなど望めません。スコアが悪くなれば、気分も優れませんし、何の為に高いグリーンフィーを支払って気分を害するのか後悔いたします。やはりマイクラブにて納得のいくショットをお願いいたします。

以下、必須のものを下記します。

�@マイクラブ（やはり良いショットはマイクラブ）

�A手袋（汗が出ますので数個必要か？）

�Bキャディーバッグカバー（理由は下記：１２月から２月までの乾季は不用）

�C日傘・・・必需品（現地のゴルフ場でも買えます）

�Dボールは（池に入れる確率の高い人は現地でロストボールを買うと良い）

�Eタオル（数枚）

�F帽子（サングラスも私は必ず使用します）

�G着替え（ゴルフ場とかナイトバザールとかデパートで、現地で購入可）

�Hゴルフシューズ（なお、往復はサンダルで行く人が多い）

�Iゴルフ場によってはドレスコードが指定（うるさい所も）

３、           ゴルフ場の予約（ｂｏｏｋｉｎｇ）の仕方

事前にお気に入りのゴルフ場に電話をする。慣れればご自分で電話をすれば良いのですが、ホテルのＦＲＯＮＴに依頼すればやってくれる。

ホテルのフロントにはタイ全土のゴルフ場のガイドブックがあるので、その中から選べばよい。そのガイドブックには

�@    名称、　�AＯＵＴＬＯＯＫ　�BＧＲＥＥＮ　ＦＥＥ　�CＲＥＮＴＡＬ　ＩＴＥＭ　�DＣＲＥＤＩＴ　ＣＡＲＤ　�EＡＭＥＮＩＴＩＥＳ　などが書かれているので参考にしたい。

なおタイには閑散期にはスポーツデイなるものを設定し通常の料金の数十％にてプレイが可能ですので参考人すると、びっくりするほど安くプレイが出来ます。

参考までに数箇所を紹介いたしますと

となっています。上記の表のPSCメンバーとはパタヤスポーツクラブの事です。

また現地で年間４ラウンド以上ラウンドする人はクラブタイランドへの入会をお薦めいたします。私は決してこのクラブタイランドの回し者ではありませんが、いつもこのカードを使って数百バーツずつ節約しています。とても有利ですし、レストランも１０〜２０％割引になります。できればこれに入会されますと本当にゴルフ天国を実感できます。

http://www.thailandcard.com/service_desk/ct_card_explain.html

で入会できます。

出来ればメンバーと一緒に行くとビジター扱いではなくメンバーゲスト扱いですので、グリーンフィーが安くなります。（クラブタイランドよりも安くなるのが普通です）

４、           ゴルフ場へのアクセスの推薦方法

１．まず携帯電話を用意しておく。
２．行きたいゴルフ場の電話番号をホテルで聞きだす。（メモ）
　　この時スポーツデイは何曜日かを聞いておくと良い。
　　そしてこのホテルのフロント従業員にBOOKINGをしてもらう。
３．当日は余裕を持って出発（バンコクは渋滞が激しい場合がある）
　　TAXIを捕まえて、ゴルフ場に向かう。
４．TAXIの運転手がゴルフ場を知らない場合には、携帯電話でゴルフ場まで電話

　　して通じたら、TAXIの運転手に携帯電話を渡す。
　　すると、必ず到着できます。
５．到着したら、あらかじめBOOKIGしてあるので、名前を言えば、プレイは

出来ます。
　　一人のプレイでも可能なことが多いですよ。（但しウイークデイ）

以上ですが、出来るだけ４名で行くのが良いです。

もし4名ならばホテルで1台のワンボックスカーを1日チャータ（２０００バーツくらい）すると便利です。ゴルフが終わるまで待っていてくれますから・・・。

もしＢＯＯＫＩＮＧが無い場合でもウイークデイならば直接ゴルフ場に行って、『ＢＯＯＫＩＮＧ』していないがプレイは出来ますか？

このタイ語は、私は『ポム、マイ　ブッキング、　ティー　ゴルフ　ダイマイ？』と言っています。正しいタイ語ではないのでしょうがいつも通じていますので参考にしてください。

●びっくりした事

実は数年前、チェンライのサンチブリに行った時、Ｎｏ　ＢＯＯＫＩＮＧで直接ゴルフ場までレンタカーで行きました。時刻は５時３０分、まだ空は真っ暗。こんな時間に、誰もいないと思ってクラブハウス手前まで来た時に、真っ暗な中に『ごそごそ』と物音がしました。思わず背中に冷や汗がながれ身構えましたが、よく見るとキャディーが数人いるではないか。そこで私は『ポム、マイ　ブッキング、　ティー　ゴルフ　ダイマイ？』と言ったら『ダイ、ダイ』と言って私のバッグを担いで１番ティーの方向に歩き出しました。何の手続きもしないで白々し始めた空に向ってティーショットを放ち、７時３０分にはラウンドしてクラブハウスに帰って来ました。何の問題もなかったようにキャディーフィーとグリーンフィーを支払って、ホテルに帰ってシャワーを浴びて、なんとホテルの朝食を食べた事があります。まさに朝飯前のゴルフでありました。

このような事はタイでは問題ない・・『マイペンライ』・・と言って過ごせます。

ゴルフは出来るだけ早朝にスタートする事が大事です。午後になると日差しが強くなりますので、疲れも倍加します。

昼にはラウンドが終わるようにする事をお薦めいたします。

そうすれば、午後はマッサージで身体の手入れも出来ますし、観光も出来ます。

５、           ゴルフ場のＦＲＯＮＴでの手続きとロッカーの使い方

●    ＢＯＯＫＩＮＧしてない時

上記したように私は予約していませんがゴルフは出来ますか？『ポム、マイ　ブッキング、　ティー　ゴルフ　ダイマイ？』と聞くと、『ダイ』と言ってくれたら出来ます。『メダイ』と言ったら出来ません。

『ダイ』とならば以下のＢＯＯＫＩＮＧしてある時と同じ要領で次に進んでください。

●    ＢＯＯＫＩＮＧしてある時

まず、ＢＯＯＫＩＮＧしてある時刻と予約代表者の名前を言います。そしてグリーンフィーとキャディーフィーを支払います。この時に威力を発揮するのがクラブタイランドカードです。ゴルフ場にもよりますが通常３００〜５００バーツくらい安くなります。キャディーフィーは現金で支払う事が多いのでそのつもりでいる方が良いと思います。私はカードでフィーを支払います。

この時、スコアカードとグリーンフィーとキャディーフィーのチケットを手渡してくれますので、これを無くさないでください。ロッカーに行って着替える時にどこかに無くす方が時々います。その時には今一度支払わなくてはなりません。スタート時にスターターに手渡しする書類ですので大事にしてください。

●    ロッカーへ

ロッカーの入り口にノートと鍵がおいてあります。そのノートに自分の名前を書き込んで、鍵のＮｏを書き込んでその鍵を持ってロッカー室に入ります。

多くのロッカーには番号がありますので、該当するロッカーを使用して下さい。着替えたらロッカーに鍵をかけこの鍵は大事に保管しておきます。

なお当然ですが簡単な鍵ですので、開けようと思えば開けられますので、貴重品はロッカーの中に入れないでください。私は貴重品はベストポーチの中へ入れ、このベストポーチをキャディーバッグにくくりつけてラウンド中も視野の範囲に入れておきます。

なおお尻のポケットに財布を入れておくと汗で財布がぐしょぐしょになり中のお金が汗でぬれた苦い思いがあります。財布をビニール袋に包んでからポケットに入れている友人がいましたが良いアイディアであると思いました。

また、池にボールを入れると、子供達がドボンと飛び込んでそのボールを拾い上げて届けてくれる場合があります。通常１０バーツくらいのチップを払いますので、１０バーツコインも数枚ポケットに忍ばせておけば１００バーツ札を支払う運命から逃れられると思われます。

６、           練習グリーンとアプローチ練習

さていよいよラウンドですが、その前に必ず練習グリーンでパットの距離感を身体に覚えさせて下さい。日本と全く異なりますし、ゴルフ場によってもかなりスピードが異なります。

良いゴルフ場ほど早いですので、これは重要です。

出来ればアプローチにも時間を掛けてスタートしてください。

これにいかに時間を掛けるかが大きな差になると思います、少なくとも２０分ずつくらいは予定に入れておいてください。

７、           いざラウンドの心得

まず暑いですので、傘は必須アイテムです。雨の為もありますが、多くは日傘です。さらに手袋は３枚くらい欲しいですね。汗で滑りますから・・・。

着替えは日本から持って行っても良いのですが、現地での購入も安くて出来ますので、記念に如何でしょうか？

実は５月から１１月までは雨季です。雨季と言っても日本の梅雨のような天気ではなく、まず風が『スウー』と吹いてきます。その数分後に雨がザーと降ってきます。通常１時間以内にやみます。

慣れてくると、周囲の景色と雲の様子で、そろそろ降って来るな？という事がわかります。じつはこの雨が曲者で日本では経験が得られないような集中豪雨的な降り方が多いのです。当然、キャディーバッグは中までびしょぬれです。

日本ではキャディーさんがビニールシートみたいなものを掛けてくれますが、タイではキャディーさんが担いでいるので、彼女は傘もビニールも持っていないのが普通です。

このようなカバーが便利です。ゴルフショップで売っていますよ。写真は雨のローズガーデンです。2004-9-25撮影

そこで必須アイテムとしてキャディーバッグ用雨用カバーが必要であります。私はエンポリアムで買い込んでいつもキャディーバッグの袋の中に入っています。手際よく、雨が降り始めるとキャディーさんが掛けてくれます。（彼女は濡れたままですね）これを持っていない為に、中身がぐしょぐしょに濡れていやな思いをされた方が沢山いますよ。

そうそう、キャディーはキャディーバッグの中をスタート前に必ず全部チェックしていますので、貴重品（現金、パスポートなど）は入れておいてはいけません・

またこのキャディーバッグのファスナーもキッチリと閉めておいてください。何故ならば猿が出てきて中身を持ち去る事もあるのです。（特にシラチャ付近のバンプラとかマウンテンシャドウのゴルフ場）

ラウンド終了後のキャディーさんへのチップは現在、ほぼ２００ﾊﾞｰﾂくらいになっています。これは出来るだけ支払ってください。でも中にはこれは拒否するゴルフ場（ラジャパルルッカなど超高級コースなど）がありますが、多くのゴルフ場ではキャディーさんの収入がこのチップなのです。毎日お客様がいるわけでもありませんので久しぶりにラウンドする彼女にとって、大事な現金収入であります。

８、           終了後のシャワー等の注意

ラウンドが終わるとシャワーです。この時も貴重品はシャワーまで持って行ってください。このシャワーの時にロッカーを荒らされたら困ります。

床が滑りやすいので、気をつけてください。入り口で借りたバスタオルで水分を十分にふき取って着替えに着替えたら帰る準備です。忘れ物をしないようにチェックしてください。

多くの場合、ゴルフ場のレストランで食事を取ります。本当にゴルフ場の食事はおいしいものが多いですね。

食事が終わったら、運転手を呼んでもらえばあとはホテルまで一眠りです。

朝、もしTAXIで来たならば、フロントでTAXIを呼んでもらいましょう。またはキャディーにいくらかのチップを渡してTAXIを拾ってきてもらう事も出来ると思います。

９、           その他（特に必要と思われるタイ語）

●    まずは数字、これを覚えないとゴルフは始まりませんね。もちろんゴルフだけでなく買い物とか乗り物に乗った時とかホテルのチェックアウト等等に便利です。

●    私はタイ語の勉強は独学ですので正しくは無いのですが、何とか通じています。語尾のグ（ｇ）と（ｔ）は飲み込みながら発音してください。

●    タイ語は母音が８個ありますし、母音の複合音、さらに声調によって意味も異なりますが、当面、ゴルフに良く使う言葉をカタカナにしてあります。

●    ラウンド前

●    ラウンド中

●ラウンド後、街での会話

ゴルフ以外のシーラチャの旅の様子は→シーラチャとコチャンへの旅をご覧ください

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