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バンタヤン島(セブの北端)への旅(from CEBU) 

2007年7月のセブの旅
・ボホール島への旅(セブ島より)
・マクタン島でのスキューバ
・ネグロス島(ドマゲティ)への旅

2007-7-21日(土)、22日(日)

・バンタヤン島(セブの北端より船で)への旅

この朝は浮きには珍しく快晴でした。ホテルを8時に出た私はセブの北バスターミナルへTAXIでやってきました。北バスターミナルはSMの近くにあるのですが、規模は南バスターミナルよりも小さく感じました。

実はバンタヤン島へ行くのですが、行き先はSAN REMIGIOと言う所まで行ってそこから船に乗ります。

セブの北の端にDOON BANTAYANという地名がありますので、間違えてそのバスには乗らないことが必要です。

SAN REMIGIO行きのノンエアコンバスに乗りましたが、びっくりした事がいくつかありました。

まず、車内が大音響でミュージックをかけています。隣同士の話し声も聞こえませんし、車掌から切符を買う時も車掌の声が聞こえません。そのスピーカの近くに座ったら、もう苦痛そのものでした。しかし乗客は文句を言いませんでした。席は出来るだけ前の席がお奨めです。この音楽で約3時間のバスの旅は不快感で一杯でした。

次にびっくりしたのは、なんと満員のバスが、1時間と少し走った所でガソリンスタンドに給油の為に入ったのです。信じられません。燃料くらい事前に入れておくのが常識と思いますが、これは初めての経験でした。

さらに座席ですが、通常2人席である席に3人かけさせます。とても狭く、肩と肩が当たるだけでなく最も通路側の客のお尻は半分通路側にはみ出ていますし、片方の足は完全に通路に置かれています。

そして、びっくりの極限は途中で前輪がバーストしたのです。バスは右に傾き異常な音を発しながら、急停車しました。非常に危険でした。

見ると減り擦ったタイヤには溝は無く、これで100km/h以上の速度で飛ばすのですから、びっくりです。それにスペアタイヤを持っていませんので、代わりのバスが来るまで待機です。

  

3人席が御理解いただけますか?上の写真は北バスターミナルのバスの車内です。右はバーストしたタイヤを取り外す所。

なんとこの代わりに来たバスも大音響の音楽をかけていました。

船に遅れると困るなと思っていましたが、なんとか間に合いました。

料金は60ペソでした。

実はこの北バスターミナルのバス会社の色は赤でした。帰りは南バスターミナルの会社のバス(黄色)の冷房車で帰ってきました。88ペソでしたが、席も2人席で、音楽の音も静かで快適でした。

今後は南バスターミナルがお奨めであります。

船は168ペソなのですが、なんとエントランスフィーなるものをさらに取られました。一度に合計で173ペソ取れば合理的なのに・・・・・・・。バンタヤンから帰る時にはなんとこのエントランスフィーを2箇所で取られました。

これも日本では経験した事がありません。

船も小さなボートでしたが寿司詰め状態で、本当に苦労しました。

でもバンタヤン島に到着し、予約済みのセンタフェ リゾート クラブに到着してそのビーチに立てば苦労は飛んでしまいました。

 

セタフェリゾートクラブの海岸です。ここでのんびりと過ごしました。右は夕焼けの海

本当にきれいな海と砂浜と白い雲と青い空が待ってくれていました。

水も何もかも持ってこなかったので、昼食を兼ねてマーケットへ出掛けました。

自転車のトライシルクで20分くらいで到着、おいしい昼食を食べてから水を買い込んでホテルに戻ってスイミングであります。

このトライシルクがホテルの入り口に常時待機しているのですが、料金を言いません。いくら?と聞くと“up to you”と言いますので、50ペソ支払いましたが、高いのか安いのか?分かりませんでした。

海は限りなく澄み渡り、小さな魚達が泳いでいました。ここはスキューバダイビングは出来ません。もっぱら砂浜で、少しばかりの岩の間に藻が生えています。スノーケルンには丁度良いと思いました。

 

朝の海、日のでは正面のセブ島から昇ります。右の写真はまさに日の出る瞬間。

とにかくきれいな海でした。ボホールよりもドマゲティより、もちろんマクタンよりもここの海の方がきれいでした。

この海は遠浅でかなり遠くまで歩いて行けます。引き潮の時などは300mくらい沖まで行けました。

 

朝日の昇った海岸での一こま、何もしないでこの椅子で海を眺めていました。

 

夕方には、このトライシルクで海辺にあるフランス人の経営するレストランに出掛け地元で水揚げした海鮮類をバーベキューして食べました。

夜の海辺の波音を聞きながら、のんびりととる夕食は格別で、昼間のほてりを少し感じながら、冷たいビールを飲みました。

空には上弦の月が照り、北斗七星と宵の明星が目立っていました。もちろん澄み切った星空は、名も無い小さな星たちも光っていました。

ここは別世界だなと感じました。

 

ところがひとつだけ計算外であったものがあります。蚊が沢山部屋に入っていて、ダイブ刺されました。途中で飛び起きて、蚊を退治してから寝ましたが、多くの蚊が血を一杯吸っていて、動きが鈍くなっていました。

しまった、今頃、天狗熱にかかったかな?と思いながらベッドにもう一度潜り込んだのはもう朝の3時でした。

この蚊の事件と行きのバスの状態さえ改善できれば本当に快適な旅でした。

 

翌朝の日の出はこれまた美しく、約2時間くらい、見とれていました。

 

誰も来ない砂浜で、ゆっくりと上る太陽の美しさを堪能して、このリゾートの外の砂浜に漁船が帰ってきました。

近寄ってみますと、とても小さな魚から太刀魚までいろいろな魚が水揚げされ、その場で大きさ別に分けながら、一山一山、売っているようでした。

 

採った魚をえり分けてこの状態で仲買人に売るみたいでした。右は帰りの船から見たセンタフェリゾートクラブ。

静かな漁村の風景でした。

朝食を済ませた後、午前中、ここで泳ぎ、帰りの船に乗りました。

多分セブに来たら、ここにはまた来ようかなと思わせてくれる旅でした。

今回はたった2日の旅でしたが、3,4日のんびりするのが良いかもしれません。

・ボホール島への旅(セブ島より)
・マクタン島でのスキューバ
・ネグロス島(ドマゲティ)への旅

            


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